これも違う。




これもだ、うん。






もうこれで何周目だろう。





目を凝らしても、ないものが見つかるわ けもなく。




似たものを見つけては一喜一憂している 。






大体、朝確実にあったものが


突然なくなるなんてこと、ありえない。






「ないィィィィィ!」







誰もいない真っ暗な駐輪場に空しく響いた











不下校少女





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