タイムカプセル
『そーおーちゃん!!遊びましょお!!』
「咲夜ちゃん!!うん!!姉上いってきます!!」
「フフ。気をつけて行ってらっしゃい。」
2人でもういっかいいってきますしてからそーちゃんといつもの場所にいく
『そーちゃんまって!!‥‥うわぁっ!!』
ドテッ!!
「咲夜ちゃん!?大丈夫!!」
『ヒックッ‥‥うぁぁあん!!』
「!!!?どぉしたの!?怪我したの??」
姉上に女の子は泣かせちゃあダメって言われたのに!!‥‥どうしよう‥‥
「咲夜ちゃん!! 」
『‥‥ヒックッ、なぁに??』
「おいていっちゃってゴメンね??もうゼッッッタイおいていかないから泣かないで??」
『!!‥‥ぜったい??』
「うん!!ぜったい!!いっしょうのやくそく!!」
そう言ったら咲夜ちゃん は泣きやんで笑ってくれた
『うん!!いっしょうのやくそく!!』
『総悟??起きて!!こんな所で寝ないでよ!!』
目の前には成長した咲夜
あぁさっきのは夢か、
随分と懐かしい夢を見たもんでさァ
『??どうしたの??ぼーっとして??』
早く見回りに行って来いと言って仕事に戻ろうとする咲夜の腕を掴む
「約束覚えてますかィ??」
いつの、とは敢えて言わない
『あれ、なんかしてたっけ??‥‥土方抹殺計画なら嫌だからね』
‥‥やっぱり覚えてねェか。まぁいつの約束か言わなかったのもアレだが‥‥
『でも総悟としたなら守らなくちゃだね!!総悟約束破った事無いし』
そう言って例を挙げていく
『甘味屋の時でしょー、祭の時のでしょー、‥‥!!後、ちっちゃい時の約束もずっと守ってくれてるしね!!』
「!!」
『ゼッッッタイの一生の約束だよ??』
そう言ってあいつは嬉しそうに笑った
約束は見えないタイムカプセル
((あん時の総悟可愛かったよね))
((あん時のお前は不細工な顔で泣いてたねィ))
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