※My dear girlヒロイン







「あだ名〜!」

「は、んぐえ!」



巨深にたどり着いた途端に熱烈な突進をくらいました。
そんな強烈な突進をあたしにする人間は世界でもたったひとり。



「水町!アンタもうちょい加減してえな!思わず変な声あげてもーたやん!」

「悪りー、だって今日あだ名に会えると思ったらつい抑えきれなくってよ!」

「やからって全力でタックルしてくる必要性は全くのゼロやろ!そんで早よ離して!」



ちぇー、と口を尖らせてあたしに絡めていた両腕を解いてくれる水町



「せっかくあだ名の抱き心地を堪能してたのに。」

「アンタ何さらっとセクハラ発言しとんねん。」

「だって本当の事じゃん。めちゃくちゃ柔らかいし。」

「そりゃ男と女やからな、ってちゃうわ!セクハラ発言禁止やって言うてんねん!」



ストレートすぎるセクハラ発言が清々しくて危うく流してしまいそうになった
それにしてもこの男には遠慮とか謙虚って言葉がないんやろうか?
あまりにも自分に素直すぎる発言に驚かされる。



「んは、照れんなよあだ名〜!」

「どこをどう見たら照れてる風に見えんねんアホ!」





それも愛なんです



2015.03.01



※むしゃくしゃして書きました、後日修正の可能性大


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