生命の樹(8/13)

人は変われる……かな?


ティア「取り敢えず、一息つけたわね」

ガイ「それにしても、良かったな、ルーク。ジェイド、ちょっと認めてくれたみたいで、さ」

ティア「大佐だけじゃない。アニスもナタリアも、勿論私達も……よくやってると思ってるわ」

ルーク「……自分じゃ何も分からないよ。やらなきゃいけない事をやってるだけだから。変わろうとか、前と比べてこうしようとか、考えれてなかったし……」

サク『やるべき事をやるのって、何気に難しいんだよ。何をしなきゃいけないのか考えて、自分の意思で決めて、皆に声を掛けて、時には皆の意見を聞いたり、互いに協力し合ったりもするしさ』

ルーク「でも、それだって皆のお陰で…別に俺が変わった訳じゃ……」

サク『いやいや、前とは大違いだよね』

ガイ「ああ。以前のルークなら、ウゼェ〜とか、面倒くせぇ!とか、何で俺が…って、文句言ってた所だしな」

ティア「フフ、確かにそうだったわね」

ルーク「う……悪かったって…」

サク『でも、今はそうじゃないでしょ。ルークなりに頑張ってるからこそ、皆、ルークを認め始めてるんだから』

ガイ「サクの言う通りだな。第一、お前も協力してなきゃ、今みたいな協力関係は成り立たないだろ?」

ルーク「そう…なのかな……」

ティア「ええ。私もそう思うわ」

サク『ほら〜。ずっとルークを見てくれてるティアが言うんだから、間違いないって♪』

ルーク&ティア「「……っ!!」」赤面

ガイ「ハハハハッ。まー、"変わるんだ〜"って言いながらやられても、正直、胡散臭いわな」

サク『そうそう』

ルーク「ち…茶化すなよっ!」

ガイ「悪い悪い。ま、兎に角事が落ち着くまで頑張ろうぜ」



―――――――――
セントビナーからユリアシティへと向かうアルビオールの中で発生。

本編のスキットに夢主が茶々入れしたら、ルークが弄り倒されたという図。しかもティアを道連れに(笑




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