生命の樹(10/13)

パッセージリングの警告
シュレーの丘のセフィロトにて、ルグニカ地方降下後に発生…


サク『ジェイドさんはどう見ますか?制御盤に出ていた警告』

ジェイド「現段階では情報が少な過ぎて、判断しかねますね」

サク『警告が真実であれば、最悪の場合、このままセフィロトツリーで外郭大地を支え続けるのは、難しいかもしれません』

ジェイド「…よくそこまで臆測が立ちますね」

サク『以前、似たような仮説を禁書で読んだ事があるので。あくまで可能性の話ですが…』

ジェイド「成る程……しかし、サク様。あまり物事を憶測で話すのは控えられた方がよろしいですよ」

サク『余計な不安を煽る事になるから、ですよね。それは理解しています。だから私も、ジェイドさんにしか話してませんよ』

ジェイド「いやはや、私も不安が煽られて実に困りますねぇ」

サク『ジェイドさんも同じ事を考えてた癖に…』

ジェイド「おや、よく分かりましたね」

サク『そうでなければ私も言いません』

ジェイド「…そうですね。念のため、心には止めておきましょう。それにしても…」

サク『?何ですか?』

ジェイド「まさか、貴女がこんな話をされるとは。少し意外でした」

サク『人は見掛けによりませんよ』

ジェイド「自分で仰有る様な事でもありませんがね」


―――――――――
ジェイドやピオニーには少しずつ本性を表してきてるので、この頃から夢主はジェイドとも普通にシリアスな会話をします。

↓そんな二人の様子を見た仲間の反応。


ルーク「…なぁ、サクとジェイドって……あんなに仲良かったか?」

ティア「少し、違うと思うけど…」


二人がこっそり話してる姿を見て、不思議そうに首を傾げるルーク達の図。二人とも会話の内容迄は聞き取れてません。というより、夢主にしろジェイドにしろ、不用意に聞き取らせたりはしません←



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