第三回戦

第三回戦
サク、アッシュ、ディスト、アリエッタ、カンタビレ


サク『では、占いの人はCOをお願いしまーす』

アッシュ「…俺だ。占いCO、ディスト
は村人だった」

ディスト「ハーっ、ハッハッハッ!その通りですとも!私は村人ですよ」

アリエッタ「ディストが言うと何か嘘臭い…です」

ディスト「な、何ですって!?」

カンタビレ「此れでアッシュ占いのディスト村人でラインが繋がった訳だが……導師サク、先程から妙にニヤニヤしている理由を教えて貰おうか?」

サク『ふふふ、こんな簡単なトラップに引っ掛かるとは愚か者め!占いCO、アッシュ狼だ!』

アッシュ「な…!?テメェ、他人にCOを促しておいていきなり何を…!」

アリエッタ「これは…アッシュがトラップに掛かったって事?」

フローリアン「みたいだね。占いでアッシュが狼だと知った真占い師のサクが潜伏して、最初に人外を煽って、偽占い師をCOさせる事に成功した。…って状況だよね」

アッシュ「何で導師サクのCOが鵜呑みにされてんだよ!どう考えても後からCOして来た奴の方が怪しいだろ普通!!」

カンタビレ「いや、それはどうだろうな。今回の場合、先程のアッシュの占いでは相手は村人だった。この場合、狼なら下手にCOをせずに潜伏した方がリスクは低かった筈だが、導師サクは構わず占い師COをした」

ディスト「確かに、このタイミングでのCOは真っぽいですね。導師サク視点で確定狼であるアッシュを吊らなければ、村は負けてしまいます。他に狼が紛れている可能性もありますが、確定狼がいるなら其方を吊る方が確実ですしね」

フローリアン「狼判定を貰った上に、トラップに引っ掛かっての破綻……かなり厳しい所だけど、反論はある?アッシュ」

アッシュ「大・有・りだ!真占い師は俺だぞ!?テメェら、少しは導師サクを疑えっ!」

フローリアン「うん。もう面白味が無いから普通にアッシュ吊りで良いと思う」

アリエッタ「ぇえっと、念の為、他にCOはある?怪盗とか…」

一同「「「「………」」」」

ディスト「ふむ、どうやら他にCOは無い様ですね。ここはサクかアッシュ吊りの流れで問題無いでしょう」

アリエッタ「了解…です。アッシュ指定吊り把握」

アッシュ「チッ、屑村が!もう勝手にしやがれっ」

サク『……あれ?』

フローリアン「サク?どうかした?」

サク『いや、コレはちょっと嫌な予感が…』


時間になりました。処刑する人物を投票して下さい。


【投票結果】
サク→アッシュ
アッシュ→サク
ディスト→アッシュ
アリエッタ→アッシュ
フローリアン→サク
カンタビレ→アッシュ

投票の結果、アッシュが処刑されました。
















【結果発表】

アッシュは占い師でした。人狼陣営(アリエッタ、カンタビレ)の勝利です。



サク(狼→怪盗)『うわ…やられた!やっぱりすり替えられてたか』

カンタビレ(怪盗→狼)「ヒントの為に分かりやすく後半はステルス気味にしてやってたのに、敵の手の内を読み通せないとは、あんたもまだまだ未熟だね」

アリエッタ(狼)「何これ!?どういう事?アリエッタとサクの勝ちじゃないの?!」

フローリアン(村人)「うーんとね、狼陣営の勝ちは勝ちなんだけど、アリエッタとカンタビレの勝ちっていう状況なんだよね」

ディスト(村人)「怪盗のカンタビレが、狼だった導師サクとカードを入れ替えてたんですよ。つまり、話し合いが開始された時点で導師サクは怪盗…つまり村陣営であり、カンタビレが狼で狼陣営になっていたという事です」

サク『カンタビレ教官がアッシュ真の可能性を言及していないのに対して、違和感はあったんだよね。教官なら絶対にソコを突ついてくると思ったのに!』

アッシュ「カンタビレは元怪盗で、導師サクの偽が見えてたから、あえて誘導に乗ったのか……」

フローリアン「流石、第六師団師団長。恐ろしい子…!」

アッシュ「……。(いや、コイツも大概黒かったよな…)」


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