*-*Side Sasuke*-*


はぁっと走り去った旦那に溜息をついてしまう。確かにちょっと含みのある言い方では言ったけど…そこまで興味を示すものなのかなぁ、

なんか、お館様と軍神様みたいになりそうで怖いんだけど…

あの勢いで闘ってたらみんなの体力が持たないっていう感じだけどね。さすがにそれはないか…

でも…


「(本当、黒頭巾たちがしつこすぎてこまる…)」


奥州筆頭の居住地…といえばいいのか、本拠地である青葉城。そこの奥に行けばいくほど罠は多くなるし監視は多くなるし…

そこまでたどり着けないっていうのが本音。でも、さっきの情報に間違いはない。

だって、あれは俺様がわざわざ伊達の一兵に成りすまして入ったときにとってきた情報。

結構竜の右目…片倉小十郎に怪しまれたりもしたけど、まぁ内部に侵入して、そしてみたのは、二人の蒼い衣をまとった将。二人とも眼帯をしてて、まぁ、それは影武者だからっていうのもあるけど…

まぁ、それが女の子みたいな抽象的な子とその子よりも身長が高い男っていうまぁ、なんとも外に細かく詳細がなければあまり問題のないあれでそれに兜をかぶれば顔は隠れるしね

だから、あんまり問題はないと思うんだけど

でも、こっちとしてはさっさと知っておきたいっていうか…まぁ、今はその二人とも最上領に行ったきりこっちに戻ってないって聞くし、当分関東攻めはないと思うんだけど、多少心配ではあるんだよね。

それに、奥州のお米とかは本当おいしいってきくし…

って、そんなこと関係ないっての…


「(大将に許可とってもう一働きしてみるかな…)」


まぁ、ちゃんとお給料は出してもらうけどね。




執筆日 20130812



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