3*

「っ、く・・」
腕に力が入らない俺は背中の桜也に体を預けて、足の間にはサイケが屈んでいる。
「んふっ、しずちゃんの、大きくなったにぇ」
俺の股間から顔を上げたサイケが楽しそうに笑った。臨也と同じ顔で口の周りをベタベタにしてる姿は見た目としてスゴいクる。


「ほら目開けなよ」
「い、やぁ・・・・」
声の方を見ると六臂に顎を掴まれた臨也が、無理矢理こっちを見せられていた。
「なんで?静雄の、ギンギンに勃起してるよ?ちゃんと見なきゃ」
臨也の背後に回った六臂が鎖を後ろから下に引っ張って顔を正面に固定させた。
「臨也も頑張らないとダメだね」
「や、めろっ!」
フフッと妖しく笑った六臂がナイフで臨也のカットソーを破いた。

「しずちゃんはーまだおあずけだにょ」
「おい!」
サイケが俺のチンコの根元を強く握った。
「六臂くんのプレゼントを楽しんでにょ♪」
臨也がプレゼントなのか、この行為がプレゼントなのか・・・・そんなことを考えているうちに臨也はズボンまで破かれた。露わになった臨也の尻には真っ黒な尻尾が生えている。びっくりしてサイケを見るとその尻にも真っ白な尻尾が生えていた。だよな、猫なんだもんな。もうこの際納得するしかない。

「萎えてるねー」
六臂が指で臨也のチンコを弾く。嫌悪に顔を歪めている臨也の頬を舐めあげて、どこからか持ち出したローションを股間にトロトロと垂らした。
「ひっ!つめた・・」
「すぐに慣れる」
言うなりクチュクチュとエロい音を立てて臨也のチンコを扱く。
「や、だぁ・・ん、っ、あぁ・・・・・・」
頭を振りながら臨也は拒絶しているが、男の体は反応していた。チンコが緩く勃ちあがると六臂は手を止め、根元に真っ赤なリボンを巻き付けた。
「ぁ、なん、で・・・・」
「臨也がキモチヨくなるのが目的じゃないだろ」
六臂は自分の足を臨也の足の間に通して、臨也が足を閉じれないようにする。そのまま大きく開かせると、俺に見えるように尻を手で割り開いた。
「ココにチンコ突っ込んで、静雄をキモチヨくさせてあげるんだよ?」
「いっ、っ・・」
まだ乾いている穴を強く押されて臨也が呻く。
六臂が再び股間にローションを垂らして、今度は自分の指にも絡めた。濡れた指で穴の周りをクニクニと揉むと臨也の腰が僅かに揺れる。

「なんだ、楽しそうじゃないか」
ティーカップを持った日々也が戻ってきた。
「これはまた後で、だな」
テーブルにカップを置いた日々也は臨也と六臂の横に座る。
「上、任せたよ」
六臂は日々也と場所を入れ替わると足の間に入った。閉じようとする膝を押して、穴に指を1本差し込む。後ろ向きになって見えた六臂の尻尾は楽しそうに揺れていた。
「んんっ!」
臨也の肩が震える。
「意外とキツいねー。毎日あんなの突っ込まれてるから緩いのかと思った」
あんなの、と俺のチンコを一瞥した。
「毎日じゃねーよ」
「!?」
思わず言い返したら何故か臨也が真っ赤になった。そのまま睨まれて、様子を見ていた六臂が笑う。
「あははは!おあずけ喰らってんだ?大変だねぇ・・・・俺なんて月島がやめてくれって泣くまでヤるけど?」
・・・・羨ましくなんてねーからな。
「今日はガバガバになるまでヤらしてもらいなよ」
「くっ・・・・」
俺の気持ちを見透かすように鼻で笑った六臂が、反対の指も穴に挿れて左右に拡げた。まだ固い入り口が引き攣ってて余計にイヤラシい。

「声を殺すな」
「っ、ぁ・・やぁ・・・・」
呆れたように言った日々也が左手で臨也の口をこじ開ける。指先で舌を挟んで弄んでいるうちに臨也の口周りは唾液でドロドロになった。
日々也は右手で首筋を伝い落ちた唾液を掬ってそのまま胸に擦り付けた。
「ふぁっ!っ、ぅ・・ん、ぅ・・」
コリコリと音がしそうなほど捏ね回されて、臨也の背中が反り返る。閉じれない口から漏れる声が俺の下半身に響く。
「しずちゃん、いざやくんの声聞いて気持ちいいの?」
俺のチンコを握っているサイケが不思議そうに聞いてくる。
「あぁ。エロいかんな、アイツの声」
「んんっ・・ぁ・・・・ぅ」
乳首を弄られている臨也が驚いている。
「締まった。臨也も嬉しいの?」
六臂が聞くと臨也は首を横に振った。その返事はハズレだったらしく、六臂が一気に指を3本根元まで突き挿れた。
「っ!あぁぁ・・ぅ、くっ・・・・・・ん・・・・」
衝撃に臨也のチンコが揺れて床にポタポタ先走りが散る。
「嘘は良くないねぇ・・・・」
六臂が空いているほうの乳首へ顔を寄せる。
「お仕置き」
「ひあぁぁぁぁっ!!!」
そのまま乳首に噛みついた。臨也からは悲鳴に近い喘ぎが漏れる。歯で咥えて引っ張ると臨也から涙が零れた。
「ぅあ・・っ、くっ・・・・ぁ」
乳首を嬲る間も六臂は尻ん中をぐちゅぐちゅ掻き回している。臨也の体は前後に揺れて、日々也の支えがなければ崩れそうだ。

「うん、いざやくんえっちい声。俺も津軽の為にがんばらにゃいと!」
なにかを決意したサイケは、俺のチンコを握り締めて力強く頷いた。




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