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『ジョルノ〜、出来たよ〜』

バタンッと勢いよく開いた扉の先には大理石で出来た立派な机とフカフカのソファ。そのソファ目掛けてダイブした私の頭をスパーンと叩いたのはおかっぱ頭のナイスガイことブチャラティだ。

「name、もう少し静かに入って来れないのか、それとノックはしろっていつも言っているだろう」
『えー、だって』
「大丈夫ですよブチャラティ、nameのこれにはもう慣れましたから」
『そうだよ別にいいじゃん、ジョルノと私の仲なんだし』
「何の仲だ、上司と部下だろ」
『いやもうちょっとこう、友達以上恋人未満的な』
「どういう事だ」
『キスは出来るけどセックスはダメ、みたいな』
「name、報告書を渡して下さい」
『あ、そうだった、はい』

私の冗談に否定することもつっこむこともなく華麗にスルーしたジョルノ。
ブチャラティは隣に腰掛けると はぁ、とため息を吐いた。


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