は新しいやつ
はアハンなやつ


ナイン・ストーリーズ
教育




ふと、自分がここにいる理由を考えた。

金?スリル?最高級のメンテと技術?
今までそんなこと言ってきたような、聞いてきたような気もするけれど。
今考えるとどれもそれほどしっくり来なくて。


「バカみたいね」


セーフ・ハウスのベッドの上で、一人笑う。
いいじゃない?理由なんか無くたって。
今私がここに「いる」ということが、何よりの幸運で、何よりの幸せじゃない?


『少佐。20分後に9課に招集だ。面倒なことになった』


課長からの電通を聞いて、なら転職してもいいのかしらと独りごちた。





TOP
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -