gお題 | ナノ

俺しか知らない(2/7)



「んっ……コウっ………」


直ぐ様、お前を家に連れ込んで

部屋の扉を閉めた瞬間

抱き締めて、キスをする――…。


「私…そういう意味で言ったんじゃ……」

「バカ…もう止まんねぇよ……。」


――イライラしてた。

佐伯と喋ってるお前を見て。


早くお前に触れて

お前をめちゃくちゃにして

オレしか知らないお前を見たい――…。


「あっ…コウ………」


制服を脱がそうとすると、瑠宇は恥ずかしそうにオレの手を制止する。


「ダメだ…脱がなきゃヤれねぇだろ……?」

「だって…寒いよ……。」

「大丈夫。すぐ熱くなっから……。」


そう言って、瑠宇の首筋に吸い付く。


「んっ…あぁ………」

「ワリ…痕ついた。後で絆創膏貼るから……。」


――佐伯は知らない。

瑠宇の首筋に貼ってある絆創膏の下に

オレが付けたキスマークがあるなんて――…。


制服を脱がして、瑠宇を下着姿にさせて

下着の上から胸に触れた。


「ん、はぁ…コウっ…コウっ……」

「何だ……?」

「ちゃんと触って……?」

「あぁ。直接触って欲しいのか?」


そう訊くと、瑠宇は小さく頷く。

そっと下着を外し、直に触れた――…。




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