アズロ&グリム&フィロイ「(絶対聞こえているのに年を理由にして受け流したッ!)」

ジェイ「はて…?(にっこり)
…と。では私はこの辺で失礼する。どこかの師団長のせいで書類がたまってな…。ルカ殿に、大漁旗を振り回して日々応援していると伝えておいてくれ。
──ちなみに、先ほどの件だが、このサプライズを企画したハチ殿と汐殿に一任してはどうかな? などとは、聞こえていないから言わんぞ☆(キラーンと微笑み猛ダッシュで去る)」

アズロ&グリム&フィロイ「(うわ卑怯、言いたい事を散々言って逃げたよこの人ッ!?)」

ユイン「…年の割には若々しい猛ダッシュで逃げやがりましたね、ジェイさん」

アズロ&グリム&フィロイ「(加えて真の腹黒キングが舌打ちッ!?なんだなんだ、凍ったバナナで釘が打てる冷たさを含んだこの痛い空気は…胃が痛い胃が痛い胃が痛い…何で今まで出演した人達の「にっこり」が全て黒い笑みなんだ?世の中間違ってる、しかし間違っている事を間違っていると口に出して言えない切なさ…俺(僕)達が気弱だからかッ!?)」

ナレーター1(誰)「はい、そうですね。健気とも言いますネ♪」

ナレーター2(誰)「ヘタレとも言いますネ☆(にっこり)」

ユイン「………(にっこり)
…そこ。舞台袖でニヤニヤしていらっしゃるお二方、こちらへいらしてはいかがです?
ちょうど美味しそうなブラックカオスジュースも(いつの間にか)出来上がっていることですし…(にこにこしながらグラスを差し出す)」

ナレーター2「…見つかってしまいましたか。あーあ、こっそりこっそりを決め込んでいたのに今世紀最大の腹黒男に見破られてしまいましたネ、ナレーター1さん?」

ナレーター1「はいー、ちょっぴり舌打ちしたい気分☆ですがここは私達二人で飲まなければならないかもしれませんネー」


- 112 -

しおりを挟む

[*前] | [次#]

gratitudeトップ 章トップ




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -