ねんまつねんしにすべりこんでみる | ナノ


(*´ω`)φ

長いので本文へ!☆/★
ちかと →01/12 01:06


明けましておめでとうございます、ではなくもう寒中お見舞い申し上げます、でしょうか。
え?またお前かよって?いやいやそんなことおっしゃらず。こんな素敵な企画、参加せずにいられるものですか!
以下、テーマお題でございます。意味なく長い。そして支離滅裂ですがお好きに料理しちゃってくださいませ。
↓↓↓
人と獣の間にたいした差などないのだと君は云う。

だけど、ねえ、僕が君に抱く感情は獣には持ち得ないものだと思うんだ。決して思い違いなどではないと証明する術は知らないが、君に伝えることはできる。
なに、簡単なことだよ。
そうだな、たとえば、その細い首へ巻き付けた指にゆっくりと力を込めるのもいいだろう。その躯に流れるあかいあかい液体を一滴残らず飲み干すのもいいだろう。そのチョコレートみたいな色をしているくせに塩辛い雫をこぼす瞳を、甘ったるい声で僕の名を呼ぶ唇を、喰らってしまうのもいいだろう。頭のてっぺんから爪の先まで髪の毛一本、さいごの細胞ひとつまでさ。
きっと君の骨は月より美しいんだろうな。

(だけどそれよりなにより君を優しく抱きしめて柔らかい髪を梳いてあげたい。そしてふたりのこれからのことを話したいと思うんだ。)

キチガイじみていると笑ってくれたっていい。どちらもほんとうで、だからこそ僕らは獣でなく人なんだよ。

[×]


それでははじめよう(答えのない答えあわせを)(正解を求めない数式を)(誰も知らない問答を)(おわりを欲しないはじまりを)
すぎ →12/31 07:21



きみよ
きれいなきれいなこころのままで恋してあいして抱き締めたかった
きれいなきれいなえがおのままできみよしあわせにと笑いたかった
きれいなきれいなてのひらのままで触れてつむいでうたいたかった
きれいなきれいなひとみのままであいしているといってほしかった





獣が檻の中に居るのは何故だと思う。まわりがあまりにも脆弱すぎるからだ
脆弱なうえ強いものをどうにかして貶めようとする、どうしようもない烏合ばかりだからだ
烏合の癖に知恵を張り巡らせ、くだらない諍いに獣を巻き込もうと画策する馬鹿どもばかりだからだ
そんな馬鹿どもから獣を護ろうとする、弱い癖に強い生きものが獣と共に在ろうとするからだ
その生きものが傷つかないようにすればするほど、獣自身が弱くなってしまうからだ
つまりどういう事かというと。獣は結局、自分自身の為に、檻の中に居ることを望んだ末の今なのだ





ほんとうを間違えて遂には君を失いかけだぼくはどうやって明日へと歩きだすのかを忘れかけてしまっているのだけれど君はそんなぼくのことを笑って許してくれるとまるで嘘のようにきれいでぐちゃぐちゃした真実を握り潰すようにぼくの目の前に差し出してまた笑ってそしてこういうんだろう
「お前が壊したものの最期をきちんと見届けろよ」





セカイは簡単に壊れる。手段も簡単だ。君が死ぬだけなのだから





白い首を思いの丈の分だけ絞め上げるように、君のちいさな体を抱き締める。どうか怯えないでくれないか、どうか逃げ出さないでくれないか。どうしたらどうしてもどうしようかどうしようもないどうして。君の背中を撫でてはささやく、そのしろい耳殻に歯を立ててはしみ込ませるように。君が逃げたら、どうしようか?流れそうだと思った涙は、思っただけで溢れもしなかった





どうやら君に恋をしてしまったようです

愛しているから君をぼくにくれませんか

愛しい人、囁けば囁くほど降り積もる

愛してるから、たべていい?





大きな鴉が目一杯翼を拡げたような空よりも浅い、まるで太陽の下で羽ばたきたいと願った蝙蝠がその薄い皮膜を精一杯広げたような夜の帳のその中空に。ぎんいろのささやかなひかりを放つ君を見つけたのは、いつのことだったろうか





「愛してるって言わなきゃ、アンタ殺してあたしも死んでやるーっ!」
「今度は何に感化されたんですか」
「"やんでれ"なるものだよ。さあきけい! アンタ殺してあたしも死んでや」
「ぶん殴るぞアホ」
「なるほど、それも"やんでれ"なるものなのだな!」
「……………はあ」
監禁できるもんならとっくにしてる





どうしようもない獣こそ、頑健なる理性で以て平静と平常を手にしている。では、その理性をあらゆる手を尽くして崩し尽くし、下らない檻に自らを閉じ込める獣を解き放ったならどうなるだろうか? ――わたしはそれがいまいちばんしりたいことなんだよ





相変わらずのションボリクオリティですみません
チカトさまのように、沢山好きといってくださるかたのために、細々とまた頑張ってゆきたいと思います
何かひとつでもお気に召してくだされば幸いです




[×]


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