じぶんをおいこんでみる2015 | ナノ


おだいとうか!
ひさしぶりにじぶんをおいこむきかく
期間:150107〜150430
〔×〕からお持ち帰りどうぞ


このりょうてできみのくびをだきしめて


どこまでいけばあなたにあえるの

たれながしのよくぼう

れんじょうをいだくだけならもんだいない

だれにもめいわくかけていないよ?

さよならをくりかえすよあけ



(04/11 01:21)[×]
びりびり


信じているから狂いたい

どこにもいないあなたをさがしてわたしは

こわれたかさのざんがい

コキュートスで泣き叫んで

あなたといっしょにとけてしまいたい



(04/11 01:18)[×]
なまぬるい


わたしを私たらしめる、すべてのものに反旗を翻そう

敵わないから諦めるなど言語道断である

立ち向かってみてはじめて、わたしになれた気がして

すべてが無駄だとどうして思った

おいでよ、沼の底へ



(04/09 22:41)[×]
それはいつのことだったか


生きているうちが花だよ

おぞましくも美しい世界

緞帳に遮られた悲鳴

万雷の拍手を以って

紫煙の導を辿って走り



(04/09 07:26)[×]
かれらはわらってわたしをゆるす


逃げ出したくなったらいつでも言えばいい
(はなさない)

君が壊れるなら歓迎しよう
(そうしたらどこにもいかないだろう?)

あなたがすべて忘れても
(わすれたふりってつかれるよ)

そのままここまで歩いて来い
(ただゆっくりとおちてこい)

望んでないとかしらないんだ
(きみのいしはなによりもかるい)



(04/07 23:56)[×]
へいわというものはどこにでもひそんでいる


愚かにも一生に一度を望んでしまって

隠者の溜息

魔女は斯く語りて

神子の前に平伏すがいい

唐突な終焉



(04/06 23:05)[×]
まぶたをおろせば


虚構がみた夢

これが現だと誰が決めた

この世の不思議と彼岸花

牡丹灯篭のしあわせ

花と見れば散らさねばならぬと思い込み



(04/05 21:46)[×]
くちてゆければさいわいなるかな


来たれ、来よ、災いなるかな、災いなるかな

望んだのはそのくちびるか

笑って欲しかった、と嘘をつく

秘めたのはこの想いだけ

やさしさは、時に誰かをころすでしょう




(04/04 21:05)[×]
こいするということ


君の為にすべてを投げ打ってもいいと思うこと

あなたの笑顔が掛け替えのないものだということ

わたしのできることすべてを為したいと思うこと

あなたに笑って欲しいと思うこと

どこまでも自分勝手になれるということ



(04/03 18:23)[×]
しんじつなどしらない


君だけは、この手で弔わせてほしい

夢を願った愚かな鳥は

鳥籠に夢を見た

虹が嫌いだった

これもきっと、恋心



(04/02 23:45)[×]



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