仮想幻想都市アルカ
空想と幻想の狭間で
揺 れ る
それだけは真実
窓に映る灯火には
誰の夢が
溶 け る ??
氷の様に冷たく
炎の様に消えずに
凍てついた硝子の中
謳うのは 誰 ?
古の紅の魔女が
目覚めるより深い
過去 か ら
命の夢を見続けては
絶えず雨を降らす
楽 園
青い羽根を落とし
白い指は描いた
あの人の生きる世界を
美しい華の咲き乱れる
終わりの無い世界
それは 楽園 ?
空想と幻想の狭間で
裂 け る
それは誰の言葉
鏡の中の姿には
誰の影が
朽 ち る ??
永遠の様に尊く
刹那の様に突き刺さり
もう壊せない扉の奥
謳うのは 私 ?
古の白夜の騎士が
眠りに就く夜の
終わり か ら
命の声を渇らすこと
厭わず
絶えず雨を招く
楽 園
黒い羽根を隠し
赤い指は描いた
あの人の生きる世界を
穏やかな風の吹く
別れの無い世界
それは ラクエン ?
氷の様に冷たく
炎の様に消えずに
凍てついた硝子の中
謳うのは 誰 ?
古の紅の魔女が
目覚めるより深い
過去 か ら
命の夢を見続けては
絶えず雨を降らす
楽 園
青い羽根を落とし
白い指は描いた
あの人の生きる世界を
美しい華の咲き乱れる
終わりの無い世界
それは 楽園 ?
少女は未だ硝子の中に
謳を封じて目覚めない
眼を開けたまま
夢を見続けては
絶えず君を招く
それは 楽 園 …?
仮想幻想都市アルカ
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アルカのイメージの大本になった始まりの詩。
だいぶ前のものなので、多少書き方が違っていますがこのまま載せておきます。
※前サイトでフリー配布していたことがあります。
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