▼諸注意
・本作品は全４部構成となっております。一、二を読了の上お進みください。
・坂田銀時お相手の恋愛要素を含みます。
・微原作沿い且つ、改変があります。
・捏造、オリジナル要素強めです。
・吉田松陽についてのネタバレを含みます。未履修の方はご注意ください。


▼構成
(一)松下村塾時代
(二)Ｐ
(三)微原作沿い
(四)終局


▼人物
董榎(とうか)（デフォルト）
元松下村塾講師。不老不死実験の被害者。研究所時代は『Ｐ』と名乗っていた。肌がいつまでもぴちぴちである。黒髪に切れ長の目をしたえっちなお兄さん風。見た目に反して性格は豪胆、超がつくほどの笑い上戸。子どもらしさを忘れず、人をからかうのが三度の飯より好き。このたび幕府の地下から脱獄を果たした、家無し金無し無職歴13年の無職非童貞900歳（推定）。

No.2201
C属No.2201・通称『Ｐ』。■■■■のクローン人間。いわば異世界人であるが、クローンであるためか記憶は朧げ。ひねくれ者の親友がいっぱいいる。

田中(たなか)古兵衛(こへえ)（登場後にご覧下さい）
『人斬り古兵衛』の異名を持つ凶悪殺人鬼。武市変平太とは幼なじみ。黒白のまだら髪に身体中の刀傷が特徴。河上万斉を凌ぐ高身長＋傷＋肌白にクマ＋三白眼＋無表情といった輩感から「3秒以上目を合わせたら殺される」などと噂されるが、武市によると「常に冬眠中の熊」または「老齢の猫」。合理主義で個人主義で末っ子気質。ジャンクフードが好き。原作では一般人の田中加兵衛さんが誤認逮捕されている。
主な傷一覧：上唇から下唇にかけて斜めの刀傷、頬に刀傷、鼻筋に裂傷をジッポで焼いた火傷跡あり。片耳の端と左足の人差し指の先が斬り落とされ歪んでいる。致命傷は此の方無し。

村田(むらた)神鉄(じんてつ)（登場後にご覧下さい）
江戸初期に最高の刀匠として名を馳せた男。刀鍛冶の家に生まれ刀鍛冶の才に恵まれたものの、幼少期に水鉄砲や手車で遊んだ思い出が忘れられず、玩具職人になるため家を出奔。十年後に当代である父の訃報を聞いて帰郷し、刀鍛冶を継いだ。刀匠として活躍する一方で細工師としての才能は開花しなかったと言われるが、現在の江戸に流通する『からくり箱』の祖は神鉄であるという説もある。奇しくも村田鉄矢と鉄子の父・村田仁鉄と同じ読み。