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■96 待ち受け
雪燐+京都組

わりと今更感

猫「僕の携帯の待ちうけはもちろん猫ですよ!路地裏で見つけた可愛い猫さん百選フォルダを作成し週代わりで待ち受けにして楽しんでます。とっておきは雄の三毛猫さんです!!あっ、これなんかめっちゃええ感じに撮れたんですよ、この猫さんは気難しゅうて簡単に写真撮らせてくれんかっ(案外長かったので以下略)」

志「さすが子猫さんやな。猫に対する愛情が半端ないわー。俺はもちろんエロ画…」

勝「だまれ志摩」

志「坊ひどい!!」

燐「じゃあ勝呂は待ちうけ何なんだよ?」

勝「あ?俺か?ほれ」

燐「なにこれ!?よくわかんねーけど何かかっけーな!?」

勝「曼荼羅や」

猫「志摩さんもまともな待ち受けにしはったらどないです。いかがわしい画像は僕が消してあげますよって」

志「あー!!子猫さん何しはるん!?ギャーッ!!消さんといてえええええ!!」

猫「やかましわ!!その煩悩ええ加減にせえ!!志摩さんの腐った携帯なんぞ僕が浄化したる!!」

志「アーーーー!!!イヤアアアア(泣)!!!」

勝「くそ、やかましいな志摩…。お前は待ち受け何なん」

燐「え、俺…?えーと、…」

勝「なんや、初期設定のままやん」

燐「まぁ、…何を待ち受けにするとか考えてなかったっていうか…」

勝「ふぅん…」

燐「あ、でも雪男は何か設定してるみたいだったぜ」

猫(志摩の携帯の画像を消しながら)「…奥村先生の待ちうけは想像がつくいうか…(…多分奥村君関係なんやないかな…)」

勝「…ん、噂をすれば奥村先生来はった」

志「ちょうどよかった、若先生!先生の携帯の待ちうけって何なんです?」

猫「志摩さんそれ聞かはるん!?(反応しづらい待ち受けやったらどないするんや!!)」

雪「……え?僕の携帯ですか?待ち受け?」

志「ええからええから、見してくださいよぉ」(子猫さんに取っておき画像全部消された…こうなったら若先生のストイックそうな携帯エロ画像で埋めたる)

雪「別に面白くないと思いますけど」

志「……お」

猫「……あれ、普通ですね…風景写真ですか…(てっきり奥村君の危険な画像かと思とった)」

燐「…ふーん、みんな待ち受けお気に入りのとかに変えてんだな…」



その夜

「………」もそもそっ

「………」

「………(雪男のやつ、寝てるよな?)」もそもそっ

「………」

「………」こそこそ

「………」

パシャッ

「……っし!」ガッツポーズ

「……何してるの」

「ぅおおおおおぁ!?」

「おい、何やってんだ」

「あーびっくりした、起きてんのかよ…」

「今起きました。…で、何したの。今カシャッて聞こえたけど」

「…いや?…べつに?」

「ねえ。シャッター音に聞こえたんだけど」

「……」ぎくっ

「……何撮ったの」

「撮ってません」

「撮ったでしょ。ねえ、何撮ったの」

「撮ってません」

「嘘つくな。見せろ!」

「あー!!やめろ!!俺のっ、…俺のとっておき写真がー!!」

「………っ!?なっ、これ、僕の寝顔じゃん!!」

「あーばれたー」

「な、何撮ってんの!恥ずかしいから消すよ!!」

「えー!!折角撮ったのに消すのかよ!返せっ、俺の携帯!!」

「いやだ!!こんなの残しておけるか!!」

「うぎぎぎぎぎ!!」

「……あっ!!ちょ、ホントやめて!!消してよ兄さん!!」

「やだ。俺の携帯の待ちうけにする」

「…はっ!?」

「だから、お前の寝顔、俺の携帯の待ちうけにする」

「や、やめて!!恥ずかしい!!何言ってんの!?」

「いいじゃん、誰に見せるわけでもねーんだからさ」

「よくない…っ、お願いだから消してよ!!」

「やーだね、かわいー雪男の寝顔は俺のもの」

「〜〜〜っ…この、バカッ!!」

「いーじゃん、好きな奴の写真の一つくらい持ってたいもんだろ!!」

「……………す、好きな奴…」

「…何固まってんだよ、……好きだろ…わ、悪いかよ」

「ううん、…悪くないけど…(なんか照れる)」

「…じゃ、この画像は俺のもの…っと」厳重に保管

「っていうか、今撮らなくても僕の写真なんか修道院から持ってきたアルバムにたくさんあるじゃない」

「もちろんちっせー頃のお前の写真も俺のもの。今のお前の写真も俺のもの」

「ちょ、何言ってんの!ジャイ○ン!?」

「いーじゃん、写真くらいけちけちすんなっ」

「…っ、くそ、今度兄さんの写真もこっそり撮ってやる」

「え、俺、別にフツーに何枚でも撮らせてやるけど。待ち受けでも何にでもすりゃいいじゃん」

「…えっ」

「え?」

「……」

「え?」

「……っだよ…!!何この小悪魔!!」真っ赤

<あれ…?燐雪っぽ…い…?>


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