「や、あ、そんな…恥ずかしいです…」
「じゃあ、止めちゃう?」

ぱっとアルエの身体を放してやると、アルエが上目遣いに、

「…して、ください…」

と、すがってきた。

「りょーかい」

下着を取り去り、露になった胸を両手で寄せ上げる。
これを大きくするとなると一苦労だとふざけながら考える。
実際、胸を大きくする方法など、知りもしないし、今実際にやっていることも眉唾物なのだからアテには出来ない。
だが、アルエを虐めるのには丁度良い材料にはなったと、レイヴンはほくそ笑む。
弾力のある小さな膨らみを掴み、強弱をつけて揉んでやると、アルエの口から甘い矯声が上がった。

「感じた?」
「あ、う…、ご、ごめんなさい…」
「素直でよろしい」

ツン、と主張を始めた先端に吸い付き、舌先で転がしてやると、更にくぐもった声が洩れる。

「ふぅ、あ、あう…っん、んふ…ぅ」
「良さそうね。これから毎日してあげようか」
「は、ふ…そした、ら…んぁ、大きく、なり、ますか…?ん、ひッ」
「そうね、なるかもしれないわね」




――ならないかもしれないけど、正しい方法じゃないわけだし。



胡散臭い情報を基に

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