石の上にルパン
2021/05/10 00:19
数年ぶりの夢日記更新です。
夢自体はちょくちょく見てましたが、書き起こすほどの内容じゃないなぁ…と思っていたらだいぶ期間が空いてしまいました(笑)
今回の夢は連載中の『No.79の日常』の62話辺りまでのネタバレ含むので、まだ読んでない方はここでブラウザバックした方が良いかもしれません。
では本編(?)どうぞ。
* * *
明晰夢だ。
ここ最近は明晰夢を見ても推しを探し回ることはしてなかった。
それは探し回っても会えないことがほとんどで、ただただ精神的に疲れてしまうからだ。
でも今日は少しだけアクティブに動いてみようと思った。
歩き回るのは効率が悪いので、その辺に落ちている木の棒やら物干し竿的なものを拾って魔女の箒の要領で空を飛ぶ。
(今日はあんまり高く飛べないなぁ……。)
でも歩くよりはマシな速度と自由度なので、そのまま彷徨い続けた。
体感で2時間弱。
私は古びた街や海の上を飛び回り、とうとう彼を見つけた。
海の上にポツンと見える小さな岩肌。
そこに男が一人、胡座をかいて座っている。
髪は金髪だったが、それ以外は私のよく知る彼の風貌をしていた。
(変装する気あるのかな?)
そう疑問を抱きつつ、私は彼のすぐ側に着地し彼のかつらを外した。
それはやはり、とても久しぶりに出くわす天下の大泥棒様であった。
「とうとう見つかっちまったな」
「やっと会えた……」
夢の中では恥ずかしいくらい思ったことを素直に口にしてしまうもので、私は無視されない(普段は夢でルパンに会っても無視率が高い)のをいいことに彼にベラベラと色々話してしまった。
* * *
場面は変わり、ルパンに連れられ船の上に案内された。
船には不二子と見知らぬ小さな太り気味のおじさんがいた。
彼らの会話から察するに、お宝に関係する人間を探していたようだ。
だが残念なことに(というか当然のことながら)、私には全く心当たりがない。
そしてここから夢は明晰夢から普通の夢となり、三人称視点でドラマやアニメのように話が進んでいく。
「「(ターゲットの)そっくりさん!?」」
状況を説明したルパンに対し、不二子とおじさんは一緒に驚いていた。
不二子は慌てた様子でルパンに問いかける。
「ちょっと、関係ないのに連れてきちゃったわけ?」
「だってこの子、俺のこと好き、愛してるって言うからさ……」
ルパンは視線を落とし両手の人差し指をちょんちょんとくっつけ、バツが悪そうにしていた。
「いや、愛してるとは言ってません」
ルパンに連れられた女(私とは全くの別人の姿だった)は、はっきりと訂正の言葉を口にする。
「あの、私下手したら生まれたの今日か昨日くらいで……」
思わぬ言葉に振り返る一同。
「その(ターゲットの)女性の体にコンピュータ(AI)を組み込んで私が生まれたんです」
つまり、ターゲットである本当の女はすでに意識がなく、彼女の中には全く別の人格が植え付けられ動いていた。
ここで私は目を覚ました。
* * *
…………どう考えても現在連載中の長編の影響ですね。
え、私がルパンとどんな話をしたかですって?
それは皆さまご自由にお考えください♪
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