邂逅(3/3)

 


「オレは近ごろの おまえ達のやり方と それを容認している 9代目に疑問を持ってな
 9代目に 意義申し立ての 質問状を送っていた

 そして その回答と とれる勅命が
 今 届いた」



   ドン



確かに家光の右手にはソレらしきものが二つある。



ボスにソレの一つが渡され開くと



   ボッ



ボンゴレエンブレムの所に死ぬ気の炎がともった。



「それは 9代目の死炎印
 まちがいない 本物の勅命だね」



マーモンがソレを見て確信した。



「わっ イタリア語で 書いてある
 よ 読めないよ〜〜〜」



『ふふ』

「要約すると こう書いてある

 今まで 自分は
 後継者に ふさわしいのは 家光の息子である 沢田綱吉だと考えて そのように仕向けてきた

 だが最近 死期が近いせいか 私の直感は 冴えわたり
 他に よりふさわしい後継者を みつけるに至った

 我が息子 XANXUSである
 彼こそが 真に10代目に ふさわしい


 だが この変更に 不服な者も いるだろう
 現に家光は XANXUSへの リングの継承を拒んだ



 かといって私は ファミリー同士の 無益な抗争に 突入することを望まない

 そこで 皆が納得する ボンゴレ公認の決闘を ここに開始する

 ……つまり こーいうこった……

 同じ種類のリングを持つ者同士の
 1対1の ガチンコ勝負-バトル-だ」


12/02/05


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