はろー!

今日は日曜日です!!イタリアVARIAに来て初めての休日。まだ、任務は貰ったこと無いけれど…荷物の整理したりだとか、城の中を覚えたりと色々忙しかったから、とりあえず休日が嬉しい!



『おはよーございます!Buona mattina!』



笑顔いっぱいで談話室のドアを開いて中にいたスクアーロさ…スクアーロとルッスーリアさんとマーモンさんとレヴィさんに挨拶をする。



「あ゙ぁBuongiorno」

「あらローザちゃん早いのね、Buongiorno」

「Buona……mattina…」

「Buongiorno」



スクアーロ、ルッスーリアさん、レヴィさん、マーモンさんからそれぞれ返事がかえってくる。

なんだか、嬉しいな!

ふふふっ。と微笑みながらあたしの席に座る。



((そういえば……ボスとベルはまだ起きてないのかな?))



談話室を見渡してまだ姿の見えない二人のことを誰となく聞いてみる。

ふんふふ〜♪と鼻歌まじりに料理しているルッスーリアさんにはあたしの声は届いてないみたいだ。
向かいの席に座って眼鏡をかけて、新聞を読んでいるスクアーロも聞いてないだろうな。
マーモンさんはと言うと、ちょっと離れた日の当たるところで日向ぼっこしてまどろんでいる。

だからあたしの問いに答えてくれたのは、ちょっと強面なレヴィさん。



「ボスとベルは普通まだ起きてこない」



今まで話したこと無いからなんか緊張しちゃうなー



『そ、そうなん…ですか……』

「ローザは起きてくるのが、早いなぁ!」

『ぇ?あ、そうですか?!でも もう10時過ぎてますけど……?』

「いやぁ……b‥

「は〜ぃ ローザちゃん!朝ごはん出来たわよぉ!!」



レヴィさんの言葉を遮って、ルッスーリアさんが朝ご飯を並べてくれた。



『え?!これ全部ルッスーリアさんがぁッッ?』

「そうよ〜vVお腹いっぱい食べてね!」



あたしの前に並べられた料理に目をぱちくり。日本では一人暮らしだったからこんなちゃんとした朝ご飯なんて久し振りだ!ていうか、なんかキラキラ輝いて見えるよ朝ご飯!美味しそうだよ朝ご飯!なんだか食べるの勿体ないなあ……朝ご飯!



『ルッスーリアさん!ありがとぉ!!
 いっただっきまぁ〜すっ!!!』



大きな声で唱えてから、ルッスーリアさんが用意してくれた朝食にがっつく!

うんうん!!超美味しいよ!ルッスーリアさん素敵!!プロだね!



    ∵∴∵∴∵



「ちょっとレヴィ!あのこと言っちゃ駄目でしょっ!!」

「ぇ?ああ、俺言ってたか?」

「言おうとしてたわよっ!!」

「なぬっ…」

「次からは気を付けなさいなっ!!」

「口にチャックでもしとけばいいんだぁ!」



    ∴∵∴∵∴


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