- ナノ -


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 あるとき、竜が人間たちと酒を飲んだことがあるらしい。ところが竜は、そこら中の酒を飲み干しても平然としている。追加の酒を持ってきてさらに飲み進めていると、人間たちがすっかり酔い潰れてしまったころ、ようやくひとつあくびをした。そこでその国では、大量の酒を飲むことを、竜のように酒を飲む、と言うようになったそうだ。


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