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眠って回復! そのに
2017/03/21 23:28

こんばんは。しんです。
みなさん、昨夜はよく眠ることができましたか?
たとえその時間が短くとも、眠っている間はこころやすらかに、いろいろなものから開放されて、ゆっくりのびのびできたらすてきですよね。
そんなときには、体もこころも、ふだんより大回復! 眠りの効果がさらに高まる、という感じがします。
ロールプレイングゲームだと、宿屋で一晩眠っただけで体力も魔法力も最大まで回復したりしますよね。
以前はなぜ眠っただけでそこまで元気になるのか? と疑念を抱いていましたが(!)、
いやあ、最近しみじみと思います。回復するんです。じっくり眠ると。びっくりするほど。
これは全回復してもおかしくない。睡眠って偉大です。すごい。
……それでも、魔物とかと戦ってずたずたに傷ついていたら、とても全快までは至らないのではないか、ですって……?
しーっ。それは、ゲームでの「お約束」です。治るんです。眠ると。そうです。治るんです。

思えば、眠るとき、そのちょっと前、眠りに落ちる瞬間……などなど、
「眠り」はいつだって、私にとっての癒しのひとときだったなあと思います。
学生時代、定期試験前や受験勉強中で、学校に行っているとき以外でもまさにいちにちかけて勉強していたりすると、
その日が終わるころには、もう頭がすっかり「酸欠状態」です。あっぷあっぷしている。
でも、眠るときには晴れて、自由の身です。
ひとによっては、その日に学んだことを思い返す時間にあてているかたもいらっしゃるかと思いますが、
私は思い切って、それについてはあまり考えないことにしていました。
そのかわり、思いっきり空想をして楽しんだり、じっくり考えごとをしたり、
ゆったりと音楽を聴いたりして、おだやかにすごすほうでした。
やりたいことのなにができなくても、私には、まだ、眠る時間が残されている。
眠りに入る前の、その自由な時間は、私にあるぞ……!
そう思うと、なんだかこころがちょっと軽くなったのをよく覚えていますし、いまでも、そんなふうに感じることはちょこちょこあります。
そのうえ、よい夢を見ることができて、それを朝まで覚えていることができたのなら、これはもうしあわせなことですよね。
逆にこわい夢を見てしまうこともありますが、そんなときは、
「ああ……! あれが現実じゃなくてよかった……! 夢でよかった……! いつもどおりの毎日、バンザイ!」
と、むやみやたらに日常に感謝したくなる、し、できる、ので、ある意味よいのかもしれません(私だけでしょうか)。
ときには夢の内容からインスピレーションを得て、物書きをしたり、さらなる空想を広げたりすることもあります。
ところで、夢からはじまる物語といえば、私は夏目漱石の「夢十夜」や、谷崎潤一郎の「母を恋ふる記」を思い出します。
管理人は「夢十夜」の、ひとりのひとを想うロマンチックな第一夜が大好きです。
……えっ、だれも聞いていない? これは失礼しました。

今夜もみなさんによき夜とすばらしい眠りが訪れますよう、ささやかながら、お祈りしています。
おやすみなさいませ。また明日。


管理人 ひらい しん



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