blog@悟空受け祭

いよいよカウントダウンです(來庵)
本日も悟空受け祭会場及び、当ブログに足をお運び下さいまして誠にありがとうございます♪
いよいよ昨日(って書いてる間に日付変わっちゃったけど^^;)、参加表明&作品投稿、締め切らせていただきましたっ^^

2月10日、締め切りまでに受領済みの作品には、baconさんより全てお返事を送らせていただいてるかと思います^^
もし受け取りメールが届いてない方は、恐れ入りますがメールフォームよりご連絡をお願い致します。
ドメイン指定などされてる場合は、指定解除及び別途連絡方法を添えていただけますと幸いです♪

・・・と言うことで、ですね//////
今來庵の手元に全ての作品が届いているわけですがっ・・・もう主催者特権万歳、悟空さマジ天使!!と叫ばずにはいられないわけでしてっ・・・//////
総勢19名(主催者含む)の受け悟空さがですね、わんさかっ//////

もう可愛いやらかっこいいやら寧ろ嫁にこい!な状態で、興奮がですね、抑えきれなくて堪りません//////
早く皆様にも同じ興奮をお届けしたく、主催二人でせっせと作業中(とはいえ大方baconさんにお任せ←)ですので暫くお待ち下さいませっ(*>艸<)
公開は14日から何度かに分けて〜の予定です♪
出し惜しみじゃないですよ?(笑)

こうして、いろんな悟空さの顔を見れば見るほどに、改めて魅力を再確認させられます/////

お祭り提出作品も・・・正直自作はぎりぎりまで目移りしてました^^♪
誰の隣にいても悟空は愛おしいんです、ホントに//////


っとここでちょっと御礼言わせて下さい^^
前回baconさんが御礼言って下さってたんですが王カカにも拍手コメ下さいましてありがとうございましたっ♪慣れてないけどエロく書きたくてそう見えてたなら嬉しさ極まりないです^^

そしてそして本題ですよ、そうですよ///////
前回baconさんがブログで、もう誰の隣でも輝く悟空にメロメロな次男くんを書いて下さったわけですがっ・・・あぁ可愛い悟天っ^^////
公式での扱いは混血の中でも相当(苦笑)なものですが、悟天やっぱりいいよなぁ///////

前々回の自分のターンがあまりにもダーク(?)だったので、ほのぼのっとした天空はめっちゃくちゃ癒されましたぁ//////
早くキス出来るといいね〜/////っていうかよじ登ってでもして下さいwくらいの勢いでしたw

さぁ・・・もう二人で9作・・・ですか^^
続けてきました無茶ぶりブログですがっ・・・いよいよラストターンでございます♪

【17号×悟空】【09.おそろいの】です^^
CP的にはね、すっごい大好きなCPなんですよ♪
ナナと悟空ってね、こう・・・なんていうか数奇な巡り合わせ、な気がして^^//////
だけど・・・お題が難しかったですw

まぁラストだしあんまり言い訳しても・・・なのでいきますっ^^♪


▼お題一覧とお題サイト様はこちら▼
●お題配布元:xxx-titles
●お題:独占欲で10のお題
01.好きって言って。【ナパカカ】by bacon
02.離れたくない 【パイ空】by來庵
03.しるしを付ける【天空】by bacon
04.誰のこと考えてるの?【未トラ空】by來庵
05.いっそその眼を塞いでしまおうか【バダカカ】by bacon
06.俺しか知らない。【タレカカ】by來庵
07.縛【王カカ】by來庵
08.俺はそんなに優しい人間じゃない。【ラディカカ】by bacon
09.おそろいの【ナナ空】by來庵
10.僕の物になって下さい。【ベジカカ】by bacon

2012 February 12th 01:23

原作・・・たぶんブウ戦後くらい?^^
生き返った悟空はきっと親友の嫁の存在から、彼の存在を思い出し、気にかけるようになるのです・・・(笑)
ってことで既に関係あり?な感じでお話は進みますw


【09.おそろいの】

激しい風の音が窓を叩き、目を覚ました悟空は慌てて身体を起こした。
隣で眠っていたはずの17号はいつの間にか身支度を整え、ベッドの足もとに腰かけて此方をじっと見つめていた。

「もう起きてたんか。」

ホッとして浮かべた悟空の笑みを一瞥しただけの17号は、乾き切った唇を濡らすようにミネラルウォーターの入ったボトルに口を付け、何度か喉を鳴らしてから無言で其れを悟空へと差し出した。

「・・・さんきゅ。」
「もう起き上がれるだろ?」

その言葉は限りなく短いこの逢瀬の終わりのサイン・・・。
悟空はほんの少し沈んだ声で『おう』と答えると、そのまま腰のあたりまでを覆っていたタオルケットを剥いだ。
床に落ちた道着を拾い上げ。てきぱきと身につけるその様を17号は無言のまま見詰めていた。

「・・・なぁ、また会えるか?」

呼びかけた悟空の声が微かに震える。


あの戦いの後、自責の念から彼の存在を探した。
気を読めぬ存在である彼を探すのは、そうたやすいことではなかった。
それでも・・・探さなければならない義務感・・・
自分の存在の所為で、全てを無くすことを強いられた少年の冷たい瞳。
この瞳を笑顔に変えるまでは・・・そう思っていたはずだった、初めは。



「何故、お前はいつもそう訊ねるんだ?」

17号は不思議そうに立ち上がった悟空の姿を見上げ、首を傾げて言葉を続けた。

「会えるかどうかはお前次第じゃないのか?孫悟空。オレはこうして誰にも教えていない寝床までお前に教えてるんだから。」

のらりくらりとしているようで的確な答えに悟空は口を噤んだ。
本当はわかってる・・・その疑問符が・・・



「言い訳なんじゃないのか?全てに対する・・・」



心の奥に浮かんだ感情を読みとられたような17号の言葉に悟空ははっとして目を見開いた。

「お前はオレに会いたいし触れたい。でもそれを自分で、自分の意志だと認めたくないんだ。オレの所為にしたいんだろ?『放っておけない』とかなんとか自分にさえ言い訳して。」

17号の冷たい視線が悟空の心を抉る。

「オラ、別にそんなつもりじゃ・・・」
「だったら言い方を変えてみればいい。『会いたいからまた来てもいいか?』ってな。・・・言えないだろ?」

鼻を鳴らした17号は悟空から瞳を逸らし、面倒そうに自らの身をベッドへと投げた。
俯いた悟空は離れかけたベッドに歩み寄り、瞳を閉じたままの17号をじっと見つめる。




「だったら・・・おめぇも言うなよ。」




口の中で呟いたような籠った小声にがたがたと唸る窓ガラスの音が被さる。
17号は答えることもなく瞳を閉じたままだった。

「おめぇだって・・・ホントはオラに会いたいんだろ?」
「ほらまただ。」

17号は瞳を閉じたまま、悟空の震えたその声をくすくすと笑い飛ばした。

「そうやって責任転嫁して、溺れてるのはお前じゃないか、孫悟空・・・?」
「・・・」

言葉と同時に身体を起こした17号は小さく口角を持ち上げると悟空の手首を掴みそのままベッドへと引き寄せる。
バランスを崩した悟空を、簡単に抱きとめた17号はその首筋に顔を埋めるようにして囁いた。


「何を言ったってオレ以外の誰も聞いちゃいない・・・どうぜ散々啼いた後だし、気兼ねも遠慮もいらないじゃないか?」


17号の声に悟空の背筋がぞわりと粟立ち、頬が赤く染まる。


「オラは、その・・・おめぇが心配でっ・・・」
「だからぁ・・・違うだろ?」


小馬鹿にしたようにくすりと笑ってわざとらしく悟空の唇の端にキスをする。

「だからっ・・・オラがおめぇに会いたい、んだ・・・。」

真っ赤に染まって俯いた悟空は諦めたように呟いてことりと17号の肩に額を落とした。


「で?」
「だから・・・またおめぇに会いに来てもいいか?」
「やれば出来るじゃないか。」
「あのなぁっ・・・おめぇオラのこと、馬鹿にしてるだろ?」


真っ赤になって不貞腐れたままの顔を上げた悟空の鼻先に17号は拳を突きだした。

「な!?」

慌てて、ほんの少し悟空が後退ると17号は掌を返し握り込んでいた指を開く。

「17号・・・これ、オラにくれんのか?」

白い掌の中心にきらりと光る銀色のカギ・・・。


「・・・まぁ気まぐれなオレのことだ。いつそいつが使いものにならなくなるかはわからないけどな。」
「でもオラ、勝手に入ったりしたら良くないよな・・・?」
「さっきも言ったじゃないか、どうせお前しか此処にオレがいることは知らないんだ。わかったら今日のところは早く帰れ・・・風がきついから、もうすぐ雨になる。」


17号はカーテンのひらいたままの窓をちらりと一瞥した。
夜明け前の濃紺がどんよりと厚い灰色に覆われ始めている・・・。



『早く雨が降ればいいのに・・・』





「だったら早く降り出しちまえばいいのに・・・」



悟空がぼそりと呟いたその言葉に、17号は悟空に気付かれないように小さく自嘲を浮かべた。


「素直になれるじゃないか。」

「・・・コレもらったらちょっと、な。おめぇとオラだけのおそろい、だろ?」


へへへっと照れたように笑った悟空の手に握られた鍵・・・


「それ以外にもあるけどな。」
「へ?どこに?」

きょろきょろと自分の身体を見回し、17号にも視線を這わした悟空の疑問符を無視するように、ごろりと寝転んだ。


「まだ帰らないのか?だったら眠れ・・・俺はまだ眠い。」
「ん?あ、おう・・・」


タオルケットを引き上げた17号の隣に滑りこむと悟空はぎゅっと鍵を握りしめたまま瞳を閉じた。





End





ってことでですね・・・お揃いの鍵・・・とお揃いの感情・・・みたいなイメージだったんですが上手く伝わらなくてすいません^^;
全然お題活かせてない〜;;;
そして久し振りすぎてナナが別の誰かに見えやしないかと必死でございました^^;
一応口調とか・・・気になって原作読み返したりしたんですが、だめだった(笑)

でも17号も、もちろんナナ空も大好きです^^

そして、ここまで・・・リレーblogにお付き合い下さった皆様はもっと好きですw
ラストターンまでお付き合い本当にありがとうございました^^

次回のブログは・・・オープンの際に、二人で訪れたいと思っております(願望w)
では作品galleryオープンまであと僅か・・・今しばらくお待ち下さいませっ♪


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