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サトルの指が滑らかに動いて、一本、二本と中指から順にナカをかき混ぜる。
熱く濡れそぼった内部は厭らしく囁いて、指に絡みついた。
「ぁん、…ッ！…ゃ…あっ」
「…チカ。もう、いいか……」
「ふぁ…どうぞ…サトル様、ナカにっ…！」
「……いれるぞ、」
「はぃ、っ…ぁんん――ッ！」
―ずちゅんっ
ぎち…――――！
ゆっくりナカにサトルのものが押し込まれる…！
息を乱して自分の欲望を着実にチカのナカに飲み込ませた。
チカは圧迫感と快感が入り混じって、呼吸も大変そうだ。
「っ…ぅ…ぁあ！…ううぅ、サトル様…ッ」
「大丈夫か」ｻﾜｻﾜ
「はぃ、ちょっと、つらい、です」
「そうか。俺もだ」ぬちゅ…
「待っ…て、くださ……ぁあっ！」
「…無理、」にゅる…にちゅっ
「ひゃああっ…！！」ﾋﾟｸﾝｯ
「自分でやるのと、違うな」
淫靡な擬音をたてて、出し入れのスピードが早まる。
余裕のない姿が想像できないサトルの切羽詰まった行動に、チカは変な気分になった。
性器の先端の刺激が良いようで、ナカの入口付近で腰を動かしたかと思えば、奥にガツンと差し込まれる。
「きゃうぅ…！サトルさま、お願…ぁ、あ、」
「は…―っ……はぁっ…熱…」
「無理、やだぁ…っ大きい…から…ッ！」
「…っイく…、ナカ…出すぞ」
「っぁ！？ぅ、、なかは、だめです、よぉ……っ！」
「――ふ…っ」びくんっ
「……っひゃ…、ぅあ、ああっ！！」
――どくんっ…！！
ナカの一番奥でサトルの性器がビクビクと反応する。
その刺激で感じてしまったチカも、思わずサトルに抱きつきながら達したようだ。
「ぁ……なかぁ、出てるっ…」
「ぅあ……締めるな、困る…」
「そんなこと、してな…」ﾋﾟｸﾝｯ
「してる…」
「…っあ！？ま、まだ、動くんですか！」
薬のせいで出しても萎えないサトルのモノが凶悪にナカを支配する。
最初は隙間なんてないってぐらい目一杯だったナカの事情も徐々に解れて、入り口から二人の液体が漏れてしまっている。
サトルのものが壁を擦るたびに、チカの口からはひっきりなしに声が出てしまう。
「ひゃっ―サトル様、あぅ…っうぅ…！」
「…ひくひくしてる、さっき軽くいったのか」
「……はぅ…、」
「どっちなんだ？」
「んあぅ…っ」
ストロークをやめて、中腹まで入った自分のものでチカの内壁をぐりぐりと擦る。
チカは涙目になって、口から涎を垂らした。
サトルは、口の端しを伝ってベッドに落ちそうになったそれを舐めて、元あった場所に戻すように唇を重ねた。
「ん…ぷはっ…はぃ、イきましたぁ…」
「ふふ。そうか、気持ちいいのか」
「は、はい…いいです、ナカぁ」
「ここか」
「っぁう…！そこ、っ…！」
―ずちゅ！ずちゅん！
チカの求める場所を狙ってサトルは腰を打ち付ける。
「はぁ、っあ…出し入れ、激しい、また」
「いくのか」
「い…く、…―ひぁ…っあぁん…――！」
「は…チカ、腰、動かすな、」
「ぁ、あ、だって、ぃきそ、…で……っ！！！」
―びくんっ
チカの体が反らされた。
そしてナカがぐねぐねと動いて、サトルは深く息をつく。
「は―……」
―ぞく…！
全身に広がる情欲にまかせて、チカの体を揺さぶる。
そして奥で、先端を壁に擦ると、
びゅるるっ――勢い良く精液が溢れでた。
「ぅあ…っは、また、ぁ…サトルさんっ…」
「…名前呼ばれると、腰、が、」
「ひぅっ！…っく…ぅ…ん」
「止まらない…」
据わった目線がチカを突き刺したかと思うと、サトルは突き動かされるように彼女の唇を奪った。
「ぁふ……っ……」
「…チカ」
「ふぁい…」
「まだ萎えない、いつまで、気持ちがいいのは続くんだ？」
「ﾋｪ…わたし、そんなには、あっ！？」
「はぁ…っ…。収まるまで…、付き合え」
自分を見下げるサトルが、あまりに快楽に染まった瞳で自分を見るので、チカの体にぞくぞくと何かが駆け巡った。
――夜
「…うぅ…むにゃ…んん…」
『チカ…うなされて…いったいどうしてこんなことに…』
「なんだ」
ﾑｯﾂﾘとした顔で椅子に深く腰かけるサトルを南郷は少し引いた眼差しで見つめる。
それもそのはずで目が覚めたら部下がやりすぎて倒れていたのだった。
『サトル様！あなたも薬に侵されてどうするのですか！』
「お前の説教は聞き飽きた」
『それに。えーと、ｼｭｲﾝをなさったことがなかった…と？』
「お前教えなかっただろう。現に必要なかった」
半ば信じられないといった眼差しをサトルに投げかけるが、相変わらずサトルはムッツリと不機嫌な様子だ。言い訳を口にするこの男を見て、南郷は大学生といってもまだ子どもだとため息をつく。
「発散していなかった俺の体は薬がより聞きやすくなっていた…らしい」
『私のせいだというのですか』
「大事なことなら、教えるべきだ。三年前までお前は俺の担当だったろう、当時の怠慢だ。減給するぞ」
『えー…まさか…勝手にやられているのだとばかり』
「…お前のせい。俺は悪くない。チカは…体調が良くなったらまた使わせろ」
『はい…』
「しかし今まで縁がなかったがなかなか良いものだな、ｾｲｺｳは」
『サトル様…反省なさってください』
「してる。お前もう帰れ。俺はチカと一緒に寝るから」
『チカは私が責任持ってお部屋に連れて帰ります。…それに』
「なんだ」
『…チカはワタル様のお世話が残っております』
「…そうか」
急に物分かりが良くなったサトルが、ベッドに体を投げ出しているチカを見た。
(次男サトルの人体実験…終)
→長男ワタル…作成中
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