事件……?

お正月だ! とワクワクして俺の家にいた俺たちに、ある事件が起きた。

それは……。

「えー!? ご飯が無い!?」

そう、お正月に食べる筈だったご飯が、何者かにより取られ、なくなっていたのだった!!
誰が犯人なのだろうか……、とみんながじろじろ相手の顔を見る。

クリスタルはゴールドの顔を見つめている。
確かに、怪しいかもしれないが……

「なんだよクリスッ! 俺だと思ってんのか!?」

あーあーあー……喧嘩が始まっちゃったよー……。

「違うわよ!」
「ちがくねー!」
「違う!」

あー……誰かー、助けてー……。

「まぁまぁ、それぐらいにしましょう? ボク達、作り直しますから!」

イエロォォオオォ!
でも作り直すのかー……迷惑かけちゃうなぁ……。

「迷惑じゃないから大丈夫よ♪ 二人で作りなおすから、あんた達はゲームでもしてて。じゃあね!」
「あ、待ってください、私も!」
「ボクも行きます!」

あ……行っちゃった……はは。
まぁ、迷惑じゃない、って言ってくれてるし。

「それじゃ、皆で遊ぼっか」
「そうッスね」
「……ゲーム……」

どうしよー、あまり乗り気じゃないみたいだー……!

「え、えっとスマブラかテイルズの闘技場、どっちがいい?」

「ているず? なんそい?」
「ゲームだよ、サファイア。ロールプレイングの」
「ろーるぷれいんぐ……?」
「ま、やってみたら分かるんじゃない?」

あー、分かってない人がいた……!
ま、いいか。
とりあえず多数決取ろうかな。

「テイルズがいい人!」

「はい!」
「じゃあ僕も」
「んー俺も」
「……俺もだ」
「好きにしろ」

サファイア、ルビー、ゴールドにシルバー!
よし、テイルズで決まりだね!

「じゃあちょっとセットするね」

この人達ノリが悪い……。
他のやつにしとけば良かったかな?
と、とりあえずもりあげてこ……っと。

「じゃ、はじめるよー」

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