短編ログ | ナノ
言い逃げ

「はい、もしもし苗字ですけど」

俺、一松

「あ、一松? どうしたの?」

あんたは別に誰でもよかったんだろうけど

「えっ?」

あのとき、必要とされたのが俺でよかった
あんたに必要とされて嬉しかった
それだけ
じゃ

「えっ!? ちょっ、一松くんっ!!?」

ツーツーー

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20160225

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