短編ログ | ナノ
髪は女の命を信じてる

「はいはーい。どちら様ー?」
「一松ですけど」
「あぁ、一松。今開けるねー。ヘイ、いらっしゃい!」
「名前久しぶ……り?」
「ん?ふふ、どした一松?久し振りに会う名前ちゃんに感動して言葉も出ないの?」
「……」
「おーい、一松。私のボケに突っ込んでほしいんだけど、無視するのはなしだよ。おーい」
「……なに、それ?…なん、で…」
「んん?…あぁ、これ?なんていうか…イメチェン?みたいな。明日ゴミ回収の日だから、自分でやってみたんだけど、どう?」
「……名前…が、死 ん だ !」
「えっ…えぇぇ!?ちょ、一松。一松!名前さん生きてるから!ちょっと!ねえ、こっち戻って来て!」

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20160106

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