※主人公は黒木蓮で固定されてます。



「Trick or Treat!!菓子寄越せ!!」

『は…?あぁ、そっか』

昼休み本田が乗り込んできたかと思えば…あぁ、成程今日はハロウィンか。


「うわーノリ悪ー蓮ってイベントごと好きなくせに」

『いやそうさイベントごとは大好きさ。忘れてたが故に頭がちょいとついていかなかっただけで』

「まぁ何でもいいけど。それより菓子、菓子寄越せ!!」

『あー今溶けかけの飴しかない』

「汚ッ!!捨てろし!!」


なんて会話をしつつ、頭の中は必死に企画作成中。

…そうか、今日はハロウィンか。













『ただいまー』

「あらおかえりー」

『マザー!!』

「ん?何『Trick or Treat!!お菓子くれなきゃいたずらするぜよ!!』

「あらあら朝何も言わなかったから忘れてたかと思ったのに。…はい、ちゃんと準備してるわよ」

『わーいあんがとー!!』


マザーが引き出しから出した可愛い袋の中には駄菓子などのお菓子がぎっしり。


「ちゃんと4人で分けるのよー」

『へーい!…さて、奴らからも搾りとってくるか…』

「…もしかして、3人にもお菓子要求しにいくの?」

『あたぼうよ!!むしろそれが醍醐味』

「あら、それなら…」


また徐に引き出しを漁り始め出てきたのは…


『…帽子?とマント?』

「そうよー魔女仕様のやつ!ずっと前にいつかアンタに着せようと思って買ったのよーよかった着せる機会がきて!」

『おい何させようとしてんだ。…ま、でも雰囲気は大切だしな』


マザーから魔女っ子グッズを受け取り、装着し階段の上を不敵に笑いながら見上げる。



待ってろよ3人とも!!!




※ここからのお話はそれぞれ独立したものとして見てください!蔵→けにゃ→光の順に蓮ちゃんが回ったわけではないです;ω;





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