「ずっと…む、紫原くんのことが、す、好きでした…っ。つ、付き合ってください…っ!」

「ん〜。ま、いいよ〜」

「へ?え、ほんと?」

「疑うの?」

「あ、いや…違くて…。し、信じられなくて…」

「ほんとだってば〜。ほらー。」

「?!」



勇気を振り絞って、ずっと好きだった紫原くんに告白した。フラれる可能性の方がはるかに高かったから、あんまり期待はしてなくて、だからこそ返ってきた返事と、抱き締めてくれた温もりに涙が出た。



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