ごちゃ混ぜ:901-950(prev | next)

▼901-910
人間の心理は極論に寄りかかる傾向がある
それは即ち余計な思考を省きたいからだ
だってその方が楽だから
完璧な平等には成り得ないのがこの世の性
お前ほどのお人好しは見た事がない
奪った癖にそんな言い分
死ぬ程それから離れられない
正当化がお上手なようで
後30秒経ったら許してあげる
生きる事自体はタダだろう

▼911-920
終わらせようと決めたなら
人はそれを何と呼ぶか
死への祈り
早く貴方が消えますように
ねえお月様、私貴方が嫌いだわ
裸体を堕胎
偽物でも誰かにとっては本物かもしれない
私に似た誰かを愛する貴方
そんなモノに縛られて生きるお前の哀れな愚鈍さよ
生きるという一つの行動を止めた時

▼921-930
理不尽に消えていく魂
あの時は皆幼稚だったのだ
ならばその素晴らしい愛護精神とやらで彼等を助けてきたらどうだい
意思を持った空気が固まりになって僕を締め付ける
ふうん、だから?
一蹴されて割り切れたなら
生憎好きでは御座いません
苦しくてつまらない
人の顔を勝手に使うのは止めてくれ給え
もふもふしたい

▼931-940
籠の中はもう疲れた
その辺の砂糖菓子程度の想い(すぐに飲み込まれるよ)
この私をお恨み申すか
あの因果を絶てたなら
君は何をお望みだい?
嗚呼酷い、何を言いたいか忘れて仕舞った
人を愛するようにそれを愛でる
それが世の常人の常
この優しさが理解出来ぬとは残念だ
高尚な話を凡人にするほど無駄な事

▼941-950
甘そうな色に眼を伏せて
幸せと言い切る心の弱さ
嗄(しわが)れた声で私を呼ばないで
マンダリンオレンジとカシスソーダ
溶けて崩れて何もかも
ガムシロップに毒を混ぜて
花の雨に惑わされ
白を殺した罪の色
マラカイト(孔雀石)に恋
魔女は花弁に隠(こも)る


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