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▼551−560
永遠の為の一瞬
僕は堕落主義者
眠っている間に死なせて
絵画に恋をするように
見よ!このバランス感覚の悪さを!
頭が弱くて仕方ない
沈んでいったキング
自殺狂いの王子様
ずっと他人事のように思っていたかった
どうしたの、泣いてさ

▼561−570
君は何も知らずにいれば良い(降り懸かる毒は全部喜んで被るから)
貴方は私を護っていれば良い(その分笑っていてあげるから)
脳みそをちぎっても何も出ないよ
見つめるのは嫌、見つめられるのはもっと嫌
何時も僕が追い掛ける側だ
「つまんない」そんな君の口癖もつまんない
夢から逃げたら現実へ
小脇に抱えた君の愛
受け流す、水のように全てを
振り返る事も既に受け身

▼571−580
その主観が何時も正しいとは限らない
無いよ、そんなもの
もう取り戻せない、あの勇気
僅か一分前の記憶
ほんの一分後の自分
時間を操った振りをして
「まるで神様ね」
薬指を頂戴(勿論左手の)
橋のない川を渡る船の梶を隠してしまえば、貴方はずっと傍にいてくれるでしょう?(だって貴方は帰れない)
君の「あ」という一言すらも

▼581−590
愛して御覧、影も形も無くなるまで
柔軟な執着心
君の目に涙、僕の手にナイフ
締め付けられる様な痛みを共に
「それ、舐めると毒だよ」
それは愛か捻くれた感情か
すぐに散ってしまう花々を、永遠に眺められる方法は?
冷たくても、貴方の優しさが欲しいから
だって貴方は、
私、今なら貴方の事を嫌いになれるわ
それは、私が貴方に向けた確実な殺意

▼591−600
だって貴方、私を見捨てたでしょう?
貴方は狡い
貴方、私を置いて行く気でしょう?
貴方がそれを「冗談だよ」と言うのならば、私は二度と貴方の前で笑わない
ただ彼女が泣いている事が事実
恋心、分解したら何が出ますかね?
例えば僕が君を嫌いだったとして(これは仮定の話)
約束に塗れた嘘
碧落の地に降る微温の雪
蒼天に飲み込まれる

※碧落(へきらく)…青空や大空。転じて、果て・遠い所。
微温(びおん)…生温い。生暖かい。

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