一万円・番外 | ナノ

 タカえもん




タカえもん




※注意
・某有名アニメ、ド○えも○のパロ話です。
・擬人化(?)の姿です。
ギャグ以外の何物でもありません。(ここ重要)


以上の内容が苦手な方、嫌悪感がある方は、ここでお戻りされた方がよろしいかと思います。
見てからの苦情・批判発言は一切受付けておりません。

大丈夫な方、以上の内容が守れる方のみ、スクロールお願いします。









「くそー、…何で俺がいじめられなきゃいけないんだよ…」


今年高校生になった仁湖。
期待と不安と抱いて入学式を迎えたのだが…、仁湖が抱いていた期待はすぐに打ち消されたのだった。

その理由は、何故か仁湖の前の席の男が、必要以上に仁湖をからかったり、馬鹿にしたり、パシリにしたりと、仁湖を苛めてくるからだ。



「…何で、…俺なんだ…?」


今までは平穏で楽しい毎日を過ごしていた。それなのに一人の男によって、それは変えられてしまった。
仁湖はただ平穏に一日を過ごしていきたいというのに、その男がそれを許してくれない。


「…もうこんな生活嫌だよ…」


これからも男に苛められてしまうのかと考えると、仁湖の目元には自然に涙が溜ってくる。



「……誰か、助けて……」



「…俺が助けてやるよ。」



「………へ?」


仁湖は聞こえてきた男の声に驚く。
部屋には仁湖一人しか居なかったのだ。それなのに背後からは聞き覚えのない男の声。仁湖は反射的に振り返る。




…するとそこには、



物凄く格好良い男の人が居た。





「…だ、…誰だよ?!」


見たこともない人が部屋の中に居て仁湖は怯える。
端正な顔立ちだが少し強面の男の顔。仁湖の声は、恐怖の所為で震えてしまっている。



「…誰だ…っ?!な、何でここに…?は、早く出て行けよ…っ」


零れそうだった涙を男の前で零さないように、仁湖は乱暴な手付きで目元を指で拭う。



「……俺は仁湖を助けに来た。」


そしてその男は、乱暴な手付きで目元を拭っている仁湖の手を優しく握ると、今度は自分の節ばっている男らしい指で、仁湖の目元を拭う。



「…さ、…触るな……」


訳の分からないことを喋る男に仁湖は反論するものの、優しい男の手付きと口調に、段々と訴えは弱々しくなる。
いじめられてから、人に優しくされるのは凄く久しぶりだったので、仁湖は男の優しさに余計に涙をポロポロと零してしまう。

指で拭うだけでは涙を止めることが出来ないのが分かったのか、男は仁湖の目元をペロリと舌を出して舐め始めた。



「…な、…にして……っ?」


「仁湖を幸せにするのが、俺の役目だ。」


「…………?」


「泣くなよ。俺は、仁湖の笑顔が見たい。」


そう言って男は仁湖を抱き締める。
仁湖はすぐに抵抗しようとしたのだが、心地よい体温と、ふわりと香ってくる男のいい匂いに絆されて、訳の分からないまま泣きじゃくり始めたのだった。







これが、




いじめられっ子の仁湖と、



高瀬の初めての出会い……。






続………きませんよ(笑)



○キャラ説明○
・のび○:仁湖
・ドラえも○(?):高瀬
・ジャ○アン:?



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