▼詰め合わせ【婆娑羅】
伊達軍と毛利軍と天女もののネタ詰め合わせ。
▽愛姫転生成り代わり 知識有りの転生成り代わりもの。(※愛姫は史実伊達政宗の正室です。not原作キャラ) なんやかんやあったけど仕方ないかと思いながら日々を過ごしていた時鏡を見た。「なにこの子可愛い」見事ナルシストに成長する。
それなりに知識はあるわけだから愛姫の辿る道は知っている。けど中々に見合い話が来ない。伊達政宗の正室だろ?あ?こんな可愛い私を行き遅れにする気かとイライラが募る。別に知らん奴と結婚は嫌だが戦国時代に女が生き抜く道はそれしかねぇんだよ、と立場は弁えている。 なんかいつまで経っても家潰れねえし(愛姫の実家は政宗に惨殺されます)、なんなんだと思いながらまたまた日々を過ごしていれば聞こえてくる名前。伊達政宗はまだわかる。毛利?時代が違うだろ。馬威駆?そんな馬鹿な。ここに来てやっと「bsrじゃねーかよ」と気付く。
その後やっと政宗との見合い話が来るわけですが。国の重役の言いなりになりたくない政宗はことごとく見合い話を蹴って来たので主との話も蹴ろうとする。 「悪ィことは言わねぇ。とっとと城に帰れ」 「それは…私との見合いを断る、ということでございましょうか?」 「ああ。手前ェの室は手前で決める。老いぼれ共の言うことに従うつもりはない。つまり、お前に用はねぇ」 「……っ」 「天下も室も、俺のこの手で掴み取る。Go back home」 「…っ……ふっ…」 「涙で同情を買っても「…っ、ふふ、あははははは!」…は?」 「政宗公は面白いことを、仰るのですね…!せ、台詞がクサい…!あはははは!」 化けの皮が剥がれた主に政宗も小十郎も唖然。「こんな美人を娶らないなんて、政宗公は女を見る目がありませんね」と毒舌を吐く主に、それを気にする間もなく「(あ、こいつダメだ…)」と悟る。 とりあえずナルシズムと毒舌で政宗を振り回したい。
短い話なら祝言挙げてハッピーエンドだけれども、続けるなら天女の一人くらい落として主に傍観させたい。「(天女とか阿保か。しかも私の方が可愛いし)」ぶれない。 天女使うなら武田主従と、あとよくて風来坊ぐらいしかキャストがいないな。よくあるちょーそかべさんも取り巻き、ってのは地理的に無理っぽい。
↓以下使いたい台詞 「政宗公。執務は如何なさいました?」 「あー…息抜きだ、息抜き。適度なrestってのが必要なんだよ」 「政宗公、税金泥棒、という言葉をご存知です?こんなところで油を売る暇がおありなら身を削って仕事なさるべきではございませんでしょうか?」
「お前、仮にも奥州筆頭の正室候補だってのに俺にゴマをすらなくていいのかよ?」 「ご安心を。私はこの私の美貌と釣り合うお方のところに嫁ぐつもりです故。少なくとも青二才の国主のところに嫁ぐくらいなら、実家に帰って女領主にでもなりましょう」 「てンめ…!」
天女編 「あたしはこの世を統一するために天から遣わされたの!」 「(Hey あの女あんなeccentric(突飛)なこと言ってるぞ)」 「(あら。顔は私の方が可愛いとしても、頭はあちらの方が可愛いようじゃありませんか)」 「(……つまり気にくわないんだな)」 「(そんなにはっきりとは申しておりませんよ?)」
なんだかんだ最後は仲良くやってそうだ。
▽料理人トリップ 魚を捌いている途中毛利軍のところにトリップ。片手に包丁、反対には魚。今の一瞬のうちに何があったんだ。 「貴様、一体どこから…!」 「あ、先に捌いちゃっていいですか?」 大型の魚…カツオとかがいいかも。土佐からいいのを仕入れたんですよ。
なんやかんやあって餌付けされる毛利はん。すっ飛ばしすぎとかはなしで。 広島の松茸とか岡山のメバルとか宍道湖のシジミとか。ぶっちゃけ一番食わせたいのはフグ。フグが食用になったのは明治に伊藤博文が食べて、あまりの美味さにフグ食べちゃだめっていう法律を解禁してからだとか。つまりこの時代には未知の味。食わせて驚愕させたい。
とりあえず何がしたいか、って毛利を餌付けしたいだけ。
▽天女と逆ハー潰し 陣営はどこでもいいよ。逆ハー潰しをする子、つまり傍観主はありきたりの女中とかで。仕事仲間から最近仕えてる主人が一人の女の腑抜けたとかいうのを聞く。しかも天女だとか。傍観主はトリッパー。つまりそういうことだ。あれか…と悟る。
天女なんぞと関わりたくはないが、国を放って置かれると困るのでコッソリと会いに行く。 「(さてさて天女サマとやらはどんなお方かな…)あなたが天女様、ですか?」 「ヒィッ!ちちち違います!私はそんな大層なものじゃ…ほんと私謙虚が取り柄のただの日本人ですから…!」 「……は?」 天女だと思っていた彼女はまあ天(から降ってきた)女で間違いはないのだけれど天女ではなかった、という。 「ほんともうさぁ逆ハー補正とかいらないからなんだよ天女ってこちとらただの人間なんですよコノヤローいいから家に帰せってんだ平成の世万歳だよ」 「(……ああ、苦労してんだなぁ)」 bsrの武将だけに限らず普通の人(所謂モブ)にも効いてしまう望まない補正。 そんな逆ハー主と傍観主がお互いに元の時代に戻ろうと協力し合う話。
「は、破廉恥でござるぅぅぅ!!」 「そうだよ破廉恥だよだから近寄んな!」 「Hey!なら俺の胸に飛び込んできなhoney」 「ハニーじゃねぇよふざけんな眼帯厨二ヤロウが!うわぁああん!助けてぇ!!」 「よしよし。天女ちゃんも苦労してるね」 「天女ちゃんって呼ばないで!!」 「竜の旦那、女の子を泣かせちゃ男が廃るってもんだよ。さ、俺様が慰めてあげるから」 「いらんわ!!家に帰せバカヤロー!!」 「(この子も大変だなぁ……)」
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