▼デフォ名について
当サイト内のNARUTO成り代わり主のデフォルト名について。 デフォルト名→『ナルセ』になったエピソード
木ノ葉の里においての忌まわしき事件。九尾の災厄の日が起こる数か月前のことだ。 その里の中で伝説の三忍と呼ばれる忍者の一人、自来也という男が四代目火影、波風ミナトの邸宅を訪れていた。
「なんでも、もう子供ができたらしいな?」
ニヤニヤと尋ねる自来也に「ありがとうございます」と照れながらミナトが答えた。 これこそこの日、自来也が二人の元を訪ねた理由だ。とある事情からミナトとクシナの間に子供が授けられたことは内密にされているが、ミナトの師匠ということで特別に自来也にはそのことを伝えられたのだ。
「で、子供の名前は決まったのかのォ?」 「はい。先生の本の主人公から名前を貰ってナルト、と名付けようかと思います」
波風夫妻は満面の笑みで言った。 ナルト、という名は彼の師匠、自来也の処女作の本の主人公の名前から取ったものだ。 夫妻は笑顔からその名に満足しているのだろうが、自来也本人としては、あれはラーメンを食べながら適当につけたものなので…と苦笑するばかりだ。
「……ミナト。お前達の子供は確か…女の子だったかのォ?」 「はい、そうです」 「……女の子にラーメンの具の名前をつけるつもりか」 「「え」」
そういえばそうだ…と二人は顔を見合わせた。呆れ果てた自来也は眉間の皺を指でほぐす。 天然なのかおっちょこちょいなのか…今から候補を考え直すか、と話し合い始めた夫妻に「そうだのォ…」と自来也は口を開いた。
「世界を成す子で成世。ナルセはどうじゃ?」 「……と」 「と?」 「とてもいいです!!」 「ナルセ。なんていい名前。……ナルセ、早く父さんと母さんに会いに来てね…」
クシナの呼び掛けに答えるように、ドクンと胎児が命の鼓動を刻んだ。
みたいな感じで。
名字も一応考えてて、アニメでいう疾風伝に入ってから出番あり…だと思われる。固定にするか変換ありにするか悩み中。 いやでもなくても、まぁ……。
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