塚跡
カゴプリねた
ー氷帝と青学の合同練習ー
「あれは完全に跡部に金持ち的上から目線な発言を期待してるって顔だ!」
「たっ確かに!『これが部室か?犬小屋かと思ったぜ』って言って欲しそうな顔だ!!」
「ここは俺達のパブリックイメージを大事にせなアカン!
言ったれ跡部!」
「たとえ事実だとしてもそんな失礼な事言えるわけねぇだろ」
「言いたいことがあるなら言ったらどうだ、跡部」
氷帝の連中と会話をしていると青学の中でも一番聞きなれた声が聞こえてくる。
忍足の方に向けていた顔を正面にやると無表情だがどこか期待したような顔をしている手塚がいた。
「『ここはまるで犬小屋だな、と言うことは…ここにいる連中は全員駄犬じゃねーの』と言ったらどうだ!『てめぇらにはこの薄汚い小屋がお似合いだぜ』と嘲笑いながら言ったらどうだ!!」
「言わねぇよ」
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この時の手塚は完全にMだと思った。だって罵倒してくれと言っているようじゃん。
私の中の手塚は変態Mか天然愛され部長だと思ってる。
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