謙ユウ
「結婚できるまであと●年かかるんやなぁ…」
「長いわぁ!浪速のスピードスターなんとかせぇや」
「無茶言うなっちゅう話や。…せやけど、あと●年したらユウジとけっ、結婚出来るんやな」
「恥ずいこと言うなや!」
「嫌なん?」
「アホ、……嫌なわけないやろ」
お互い照れながら笑う姿は誰が見ても仲の良いカップルそのものだった。
「もし、俺とユウジがけっ、結婚したら忍足ユウシやな!」
「やめぇや、照れるや…ん?」
「…………」
「…………」
「…………」
「………恋人の名前間違えるとかありえへん。別れさせてもらうわ」
「ま、待ってやユウジ!ちゃうねん!なんか…こう……ノリで!」
「ほんならノリで従兄弟と結婚したらええんとちゃいます!?」
「ちゃうんやってーっ!!」
※※※※※
ユウジとユウシ。似てるなぁって思って…。
忍足ゆう、まで来たら反射的に『し』といってしまうのではないだろうか。
※※※※※
prev
/
next
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -