忍跡
暇やった。
理由はそれだけ。
毎日毎日女を抱くのにもそろそろ飽きてきて、せやから暇潰しにでもなりそうな奴を探してた。
その時、ちょうどお前が俺の目の前を通りかかったんや…
*****
「久しぶりやな、跡部」
「アーン、忍足じゃねーの」
久しぶりと言ったこの男を少し殴りたくなった。
クラスが離れている俺とコイツでは部活以外の共通点もなく、さらに特に仲が良いというわけでもないので部活以外で出会うことはほとんどなかった。
そして、毎日部活があるにも関わらずこの男が『久しぶり』と言ったのは、毎日ある部活をコイツがサボっているからだ。そのサボりの理由が女遊びであるのが一番腹立たしい…。
(もうすぐ大会だって…、分かってんのか?コイツは)
「そろそろ部活に出ろ。いつか、足を掬われるぞ」
最初から用なんてないのでそれだけ言って立ち去ろうとすると腕を掴まれ近くの教室に引き込まれる。言わずと知れた忍足に。
直ぐに壁に押さえつけられ少し頭を打った。
「…っ、テメェ…何してっ…」
睨み付けた先に見たモノは、まさに獣と称するのが相応しいと言える眼をしていた。
ーーーーーーまるで、獲物を見つけたような
「そない威嚇せんでもええやん」
俺の脚の間に自分の脚を滑り込ましてくる忍足に鳥肌が立つ。
危険だ、
そう直感的に思った。
だが、手で殴ろうと思っても既に押さえつけられ、足で蹴ろうにも蹴れない状態にある。
※※※※※
そして続かない。
妄想の流れ的には
キス→ヤり捨て→恨む
かなと思ってます。
キスまではいこうと思ってたけどいけなかった。
下から書きたかったけど書くとこまで至らなかった話。
会話文↓
※※※※※
「どういうつもりだ…」
「遊び、…って言うたらどうする?」
「ぶっ殺すっ!!」
「ハハッ、坊っちゃんのクセに言葉悪いで。ま、出来るもんならやってみ」
(ここでキス!!)
「っ!!……はっ…、ん」
「…舌使いなっとらんで?……もしかして…初めてやった、とか?」
「っ、てめぇ死ね!」
「ホンマかいな…。あの跡部さまがねぇ…」
※※※※※
今度こそ終わり。
あとは言葉攻め&焦らしながらヤったらいいな…。
※※※※※
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