愛情表現
「君、今まで何処に行ってたの」
「えっと、ちょっとフランって術士を獲得するためにフランスにあるジュラというとこに……」
「ふーん。牢獄から出れてやっと君と戦えると思ったのに君はそいつの所にいたんだ。」
フランスから帰ると、あらビックリ。雲雀くんがいつも僕が座っていたソファにふんぞり返っていた。
久しぶりの雲雀くんだったので思わず抱きついたらトンファーで腹を殴られ、只今正座の状態です。
「そこまで怒らなくてもいいじゃないですか。僕も悪いなって思ったから代りにクロームを置いていったじゃないですか」
「それで代りになるとでも思ってるの?全然意味がないよ。最近まではパイナップルを見ただけでムカついてたくらいだよ」
「…と言うことは、いつも雲雀くんの頭の中は僕のことばっかりだったんですね………」
ガンッ!
…グーで殴られました。
まぁ、トンファーで殴られなかっただけマシなのでしょう。
「まったく、暴力的ですね」
「君が下らないことを言うからだよ。
……それに、
やっと本当の君に会えたんだ
殴らないでどうするのさ?」
真っ直ぐな目で見つめてくる雲雀くんに僕もしっかりと見る。
男同士が見つめあってる不思議な光景だが、今ここには僕と君以外は誰もいない。
僕はクスリと少し笑うと
「…歪んでますね」
目を閉じてキスをした
※※※※※
雲骸なのか骸雲なのかよく分からないような文になってしまったけど私は雲骸だと信じてる!←
雲雀さんって歪んでそうなイメージがある気がします。笑いながら何かを殴る感じで。ツンデレの雲雀さんも好きだけど歪んだ雲雀さんも大好きです!!
…え、骸?骸様は完全に歪んでます。もしくは変態。
変態受けって言うか馬鹿受けが可愛く見えます。
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