● 三年生。 そろそろ本格的に進路を決めなくてはいけない時期。 実は本格的なバカ高である水雲高校に通う私、フラミンゴは本格的に焦っていた。 しかしなんとか専門学校の内定をもらい、受験を控えた甘党の前で盛大に遊んでやろうと思っている。 すると、一度でいいからオープンキャンパスに来いと言ってきた。 今流行りのビューティー系専門学校は、ガイダンス代わりにフェイシャルエステやハンドエステをしてくれるというので、受験のストレスで死に掛けている甘党を無理矢理誘って行くことにした。 というのが、前回までのあらすじ(?)。 そして今はエステ前のメイク講座。 …が始まるのを待っている。 「ねぇ甘党…さっきからずっと気になってんだけどさ…」 「ん?」 指差した方向の壁には、張り紙が貼ってあった。 心が変われば態度が変わる 「アレ法話ぽくね?!」 「法話ってなに」 法話…坊さんの話。 「ね?ね?!だってアレうちのガッコに貼ってありそうだもん!!」 「お前はもう尼さんになるしかねぇよ」 ※実際にはヴェーダ(ヒンドゥー教の経典)の言葉らしいです 罰当たりスマソ *前 次# back |