平日の部活終わり。なんとなく身体を動かし足りないように感じて、部室奥にあるトレーニングルームに入った。というのも、今日は委員会があった為に部活に遅れて参加した為に、いつもより活動時間が短くなったからだ。一人で打つんもええけど、最近筋トレに時間取っとらんかったしなあ、と、一人ベンチプレスに座り、トレーニングを始めた。

 それから、約30分後。控えめに扉がノックされ、女の子が一人、入ってきた。それは俺が待っていた、たった一人の女の子。

「先輩・・・?」
「ん、なまえ。お疲れさん」
「お疲れ様です。珍しいですね、ここ使ってるの」

 なまえは安心したように笑うと、隣のベンチプレスに腰掛ける。テニス部のマネージャーである彼女は先ほどまで部誌の記入や部室の片付けを行っており、それが終わったのだろう。

「俺かて筋トレくらいするで。まあ樺地とかに比べたら、まだまだやけど」
「でも、侑士先輩も体格良いですし。もっとかっこよくなっちゃうかも」
「うまいなあ、なまえは」
「へへ」

 優しく頭を撫でてやると、悪戯っぽく笑う。一つ下の後輩であるなまえは、付き合い初めて1年になる、俺の彼女だ。

「先輩、そっち行っていいですか?」
「ええよ、おいで」

 腕を広げると、なまえは俺の足の間に座って、ぴったりと寄りかかってくる。そっと手を合わせると握ってきて、擦りついてきた。甘えてくるのが嬉しくて、俺からも少し密着した。

「汗臭いやろ」
「へーき」
「ほんまに?」
「ほんまー」

 部活後でシャワーも浴びてへんから、絶対汗臭いんやけど。それよりも、くっついていっられるのが幸せとでもいいたげで。そんななまえが可愛くて、ぎゅっと抱き締めた。首筋に顔を埋めると、ふわっと良い香りがする。

「なまえは、ええにおいやな」
「ほんと?」
「おん。甘いわ」
「ん、っ」

 甘い香りにドキドキして、思わず頬にキスをした。照れ臭そうに笑うなまえに、そのまま唇を合わせる。

「ん、んん、う」

 優しく抱きしめながら、髪を撫でた。舌を浅く差し入れて動かすと、控えめに舌を触れ合わせてきた。そんな仕草を可愛く思い、もっと深く舌を絡ませた。・・・気持ちええ。

「っふ、先輩・・・」

 ようやく唇を離すと、顔を赤くしたなまえが見つめてくる。蕩けた顔が絶妙にやらしい。・・・ムラムラする。

「なまえ」
「っきゃ、せ、先輩だめです!」

 ブラウスの上からおっぱいに触れると、身を離そうと抵抗してくる。柔らかい感触に感情は高ぶるばかりで、なまえの身体を片腕で掴んで離さなかった。

「誰か来ちゃったらどうするんですかっ」
「もうこないな時間なんやし、誰も来おへやろ。他の連中もう帰っとったんちゃう?」
「そ、そうですけど、だからって、んぅ」

 強引に再び唇を合わせて、今度は最初から深く舌をからめさせた。ブラウスのボタンを全部外させて、ブラのホックもあっさりはずす。ブラを上へ避けて直に触ると、ビクッと身体を震わせた。

「っやだ、先輩、鏡・・・っ」
「・・・なんや、自分がされとるとこ見て感じちゃったん?」
「ち、違いますっ、ひゃ、あ」

 そう、このトレーニングルームは壁が鏡張りになっている。つまり今俺となまえが絡み合っているのも、正面の鏡にばっちり写っているわけで。余計恥ずかしそうにしてくるなまえに、口端を上げた。

「なまえのおっぱい、柔らかいわ・・・前より大きなったんちゃう?」
「だって、・・・先輩が、触るから、ひゃう」
「俺が触るから、大きなったん? やらしいおっぱいやなあ」
「っそういう言い方、やだ・・・っ」

 両手で掴んで、いやらしく形を変えるようにもみしだく。そのまま身体を正面に向くようにさせて、なまえの耳元で囁いた。

「ほら、おっぱい気持ちええんやろ?どうされてるんか、ちゃんと見て」
「い、いじわる・・・」

 鏡にちらりと視線を向けると、制服を乱されて身体を弄られている、いやらしい様子のなまえが写っている。・・・こういうんも案外ええもんやな。
 なまえの両足に、うまく俺の足を絡ませて左右に開かせる。片手でスカートをたくしあげると、すっかり濡れたショーツが鏡に写った。

「なんや、もうここびしょびしょやで。いやや言いながら、気持ちよくなっとるん?」
「・・・っ」

 両手でなまえの足を持ち上げて、M字に開かせる。白いショーツのクロッチ部分が色濃くシミを作っている。当のなまえは、顔を真っ赤にしながらその様子を鏡越しに見ていて、すっかり興奮しているようだった。

「っきゃ、あ」

 そのままショーツに手を掛け、片足から抜いてやる。濡れていやらしく光るまんこが丸見えになり、正面の鏡にもしっかりと映った。

「や、やだあ・・・っ」
「いや、やないやろ? ほら、自分のまんこどうなっとるか、ちゃんと見て」
「っだめ、ひろげちゃあ・・・っ」

 指先でまんこを広げてやると、ピンク色の粘膜と穴が顔を出した。膣口はひくひくしながらいやらしく液体を垂れ流して、ベンチプレスにまで垂れ出していた。

「ほら、なまえのまん汁溢れてきとるよ・・・ほら、もうビショビショや」
「っやだ、ごめ、なさっ」
「あかんなぁ、エロい汁漏らして部の備品汚して。悪いマネージャーにはお仕置きしたらなアカンわ」
「っひゃあん !」

 自分の姿が見えていることと、それをじっくり見られていることが、なまえにとって相当興奮材料だったようで、視姦だけでかなり感じてしまっていた。それを更に言葉責めで追い込むと、すっかりエロいスイッチが入って、先程のような抵抗をしなくなる。全て目論見通りだ。
 ナカに指を二本挿入し、早々に掻き乱す。なまえの好きなところに最初から擦り付けた。

「っひゃあぁん! らめ、いきなりっせんぱ、っひん! きもちい、っらめぇ」
「ほら、ちゃんと前向き? まんこ掻き回されとるとこ、ちゃんと見ながらイカなあかんよ」
「っらめ、でちゃいそ、らめえ、せんぱ、っせんぱいっ出ちゃうぅ!」
「エエよ、全部出し・・・っ」

 ビクッぴゅるっぴゅるるっ! なまえの身体が大きく震えたと同時に、潮も噴き出して俺の手を濡らした。派手に噴き出したそれは正面の鏡にまでかかって雫が垂れていた。

「派手にイッてもうたなぁ。淫乱マネージャー」
「っ、い、いじわる」

 涙目で睨み付けてくるも、そんな表情も堪らなく可愛くて、ちゅっと軽くキスをする。イッたばかりのなまえの身体は汗ばんで、独特の甘い匂いがした。くったりと凭れてくるなまえの身体を起こして立ち上がらせると、鏡の前まで身を寄せさせた。

「侑士先輩・・・」
「手ェ、つき」
「っ・・・」

 耳元でそう囁くと、恥ずかしそうにそっと鏡のに両手をついた。なまえの腰を持って突き出させるようにさせて、スカートを捲りあげ退かしてしまう。・・・めっちゃやらしい光景。
 ハーフパンツごとボクサーパンツも脱ぎ捨てて、勃ち切ったそれをなまえの尻の割れ目に充てがう。ぴくりと反応したのを見て、耳元に口を寄せた。

「・・・なまえ」
「っ、・・・侑士、さんの」

 挿入する前、こうして密着して呼びかけるのは、いつもの合図。教えた通りに強請らせる躾。

「侑士さんの、おっきいおちんぽで、っなまえのおまんこ、奥までぐりぐりして、ください・・・っ」

 羞恥に耐えるよう、涙目でそう言ったなまえに口角を上げる。尻肉を片手で持ち上げて、ちんぽを一気にナカに差し入れた。

「っひゃああぁん! せんぱひっ!」
「なまえ、っちゃんと前向き・・・ほら、犯されとる自分の顔、ちゃんと見い」
「やあっらめ、そんな、あぁん!」

 ぐちゅぐちゅと水音を立てながら奥へ奥へと打ち続ける。変わったシチュエーションからか、いつもより締め付けが強く感じた。恥ずかしくて堪らないようにしつつも蕩けた顔をしたなまえが一層色っぽくて、ドキドキした。後ろからぎゅっと抱き締め、前のめりになっていたなまえの身体を起こしてやる。

「っほら、下、見てみ? なまえのまんこが嬉しそうにちんぽ咥えとるの、見えるやろ、っ」
「ひゃあうっらめらめそんなの、っあぁん!」
「っ、なんや、そないに締めて・・・挿入っとるん見えて、感じとるん? 可愛えなあ、ほんまに」
「ひ、やあぁああんっ! 奥、届いてりゅっゆーしさんの、っあん!」

 可愛く、いやらしく喘ぐなまえにますますちんぽも質量を増す。ぎゅっと抱きしめながら前を向くと、発情仕切ったなまえの表情が見えて、ぐっとくる。かわいくて、色っぽい。

「ほら、鏡見てみ・・・めっちゃやらしい顔しとんで、なまえ・・・っ」
「っやぁ、あぁん言わないで、っひゃう、あん!」

 鏡の方を向いたなまえと、鏡越しに目が合った。お互い絡み合っているのがはっきりと目の前に映っていて、興奮する。お互いどんどん限界に近付いていくのを感じて、ラストスパートをかけるように腰を振った。

「ゆーしさんっらめっもぉらめぇ! っあぁん! イっちゃう、イっちゃうよぉっ!」
「っ俺も、もうアカンわ・・・っく」
「ひっ! あぁイく、イくぅぅう・・・っ!」

 ビクンッビクビクッ!! 大きく身体を跳ねさせたなまえを強く抱きしめながら、俺も射精する。余韻を感じながらそっと引き抜いて、二人でその場に座り込む。なまえのナカから精液が流れ出るのを、鏡越しに見た。







「・・・忍足先輩、なんで走らされてるんです?」
「知らねーけど、マネージャーに怒られたんだとよ」
「・・・痴話喧嘩じゃないですか」

 翌日放課後、部活中。日吉と向日の目線の先には、珍しく外周させられている忍足が居た。無表情な為苦痛さは感じられないが、既に相当な数を走っている。

「そのマネージャーは?」
「あー、トレーニングルームの掃除だってよ。今日は使えねえってさ」





「先輩、外周お疲れ様です」
「ん、おおきに・・・・・・ほんま、仕返しキツいで」
「うるさい。全部先輩がわるいんですからね」
「あー、はいはい、反省しとるって」
「・・・絶対してない」

 なまえに手渡されたドリンクを飲みながらなまえの頭をぽんぽんと撫でると、むっとした顔をされて視線を逸らされる。拗ねとるとこも可愛えなぁ、というのは口には出さないでおく。

「・・・イヤやった? 昨日の」
「・・・そういう聞き方、ずるい」

 イヤだった、と言えないあたりが正直者で、そういうところも可愛いなと思う。周りを見回して、ちょうどこちらを見ている奴がいないのを確認し、おでこに軽く口付けてやる。耳がぽっと赤くなって、口元が緩んだ。

「・・・後ろからだったのに、侑士先輩の興奮してる顔見えて、すごい、ドキドキしたの」
「・・・俺も、なまえの可愛い顔見えて、ドキドキしとったよ」
「・・・・・・っでも、もう絶対絶対だめですからね!!」

 そう言うと、むに、と強めに頬をつねってきた。


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すず様リクエストありがとうございました!御期待に添えられたかはわかりませんが、書いていて楽しかったです(つω`*)笑
鏡プレイはいつか書いてみたいと思っていたネタだったので書けて嬉しいです!リクエスト頂いてた巨乳設定と忍足くんに言いくるめられる感じについては盛り込もうとしてうまく行かなかったので、また別の形でお話にできたらいいなぁと思います・・・!
これからも当サイトをよろしくお願いします!

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