『戦争で戦争を終わらせるなんて間違ってる!…何とか言ったらどうなのよ!?ガンダムパイロット!!!』

最初は耳を疑った。悪い夢だと思った。けれど通信機越しに聞こえてきたのは、いつも僕の名前を呼んでくれる愛しい君の声。

『ごめん、オニキス…』

僕はただ君に謝ることしか出来なくて、それだけを返した。





君はどう思った?僕が稀代のテロリストだと知って。

僕のこと、嫌いになったかな。憎らしいと思った?





敵同士であると知った以上、もう会わない方がいい。会っても、きっと君を苦しめてしまうだけだから。

でもね、駄目なんだ。どうしても君に会いたいと思ってしまう。…身勝手だよね。君をこれ以上苦しませたくない。悲しませたくないのに。



でも、もし君が僕と同じ気持ちなら、このドアを開けてほしいんだ。





それでも

愛する気持ちは変わらない。











Req≫キャラ指定なし切甘

20080207



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