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私は愚かな女です
貴方の幸せを奪い
貴方の大切なものを壊し
貴方の未来を黒く染めた
私は愚かな女です
貴方の全てを壊したのに
私はこうして生きている
貴方から隠れて生きている
逃げて 逃げて 逃げて
ただ貴方に見つからない為に
ただ貴方にばれないようにする為に
隠れる為の場所を見つけて
私は今も生きている
私は愚かな女です
貴方の恐怖に怯え 過ごしている
貴方は私に殺意を抱き 過ごしている
許されるわけがないのに
許されたがっていて
貴方の巨大さ 優しさに 苦しんでいる
苦しまなくてはいけないのは貴方なのに
逃げたくなるのは貴方なのに
私は貴方の希望までも奪って逃げてしまった
貴方に怯える資格すらないのに
私は愚かな女です
貴方から逃げて 長い年月を経て やっと死を覚悟出来た
今更覚悟しても 無駄なのに 私は覚悟をしてしまった
意味なんてない 意味なんてない 意味なんてない
分かってるのに 貴方の斬撃を受けたがってしまっている
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
謝ったって 許されないのは分かってる
でも
でも
でも
貴方だけには何かしてあげたい
貴方が私を斬りたいのなら
今すぐ斬らして差し上げます
貴方が私を生かし苦痛を味合わせたいのなら
私はそれに従います
何だってする
何だってされる
だって私が貴方にしてしまった事は
私を斬る程度では癒える事ではないのだから
（くらいへやにとじこもって、わたしはいつもねがってた）
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