「隙間女」
【概要】
急につきあいの悪くなった男がいて、友人たちが心配して訪ねると、「好きな女が部屋で待ってるから」という。ついに彼女ができたかと、部屋に押しかけるが、見回せど人の気配はない。「どこにいるんだ?」と尋ねると、「そこ」。
指さした先は、壁と冷蔵庫の5mmほどの隙間で、髪の長い女がじっとこちらを見つめていた…
【詳細】
主人公が会社を休む男だったり、一人暮らしの女子大生と変わったり、また隙間が壁とタンスの間だったりと多少の差がある。
江戸時代の随筆耳袋には類話がある。江戸時代には民間伝承として広まっていた可能性がある。
【派生】
女性の部屋のステンレス格子とガラス戸の間から覗き込む薄っぺら男。いわゆるストーカー男としての話もある。
【その他】
近い都市伝説としてベッドの下の男がある。
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