体験談
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319 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 03:51
今日はあまり眠れそうにないので私が聞いた&体験した話を色々としてみます。
・・あまり怖くなかったらスマソ

まずは私が体験した話。
私はよく「見る」家族に対して全く「見えない」香具師なんだけど、
小学校の時に2回不思議な体験をしますた。
1つは、友達3人と連れ立って「花子さんを試してみよう」ということに
なって、律儀に体育館の周りを3周走ってトイレの前(体育館前のトイレ
なんで扉がある)で3回ノックして「はーなこさん」と呼んでみたわけです。
そしたらやっぱり何も起こらなかったわけだけど、その時ふと、耳を
ドアにくっつけてみました。…すると微かに「おぎゃー」という赤ん坊の
泣き声がしたんです。
私は驚いて一目散に逃げてしまったのですが、私以外にはその声は
聴こえなかったそうです。

もう1つ、これも小学校の時の話なんですが、それは小学4年生のとき
の算数の授業の時で、廊下側の窓際だった私はぼーっと授業を普通に
聞いていたんです。
すると、廊下側から何かが聴こえてきました。
どうも耳を澄ましてみるとお坊さんのお経を唱える声のようで、怖くなった
私は前の席の男子に「聴こえる?」と尋ねてみたところ、その子も「うん」
と軽く頷きました。
その後すぐその「声」は消えてしまったのですが、後から先生に聞くと
丁度その時窓際に立っていた先生にもその声が聞こえたようでした。
どうも私たちの教室は磁場がおかしいのか学校の中心にあるからなのか
不思議なことが起こる事が多いらしく、時計が新品に何度変えても遅れたり
先生が消して帰ったはずの教室の電気が夜になると勝手についたりと
そういう現象が起こりやすい教室だったようです。


320 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/27 04:10
次に、私の母親が体験した話です。

私の母は学生時代まで山口県に住んでいたんですが、
その頃(確か14歳ぐらい)に初めて霊体験をしたらしいです。
それは、授業で先生が「明日は琵琶を持ってきて
実際に弾いてやるぞ」と琵琶法師(おそらく古典の平家物語あたりの
単元でもしていたのでしょう)の話を聞いたその夜でした。
夜中、床についた母はうとうとと眠っていると何処からか「不思議な
和楽器の音」が聴こえてきたそうです。
そしてその音色を聞いているうちに、自分の体が金縛りにあっていることに
気づきました。
その音色はどんどん近づいてきて、気がつくと自分の枕もとにまできていました。
どうも弾いているのは女性そうです。
そのまま母は気がつくと眠ってしまっていたそうですが、次の日、先生が
聴かせてくれた琵琶の音色は、昨日聴いた「和楽器の音」だったのです。

その後、私が大きくなってから母にもう1度その話を詳しく聞いてみると、
母が育った家は昔海岸際で海の男たちに身体を売る女性たちがいた家
だったそうで、よくよく考えると部屋の間取りが縦長で旅館風なのも理解が
出来たのですが、そこで話を聞いていた父が「もしかしたらその琵琶を弾いて
たのはそこにいた女の人だったのかもしれないな」、ということでした。
確かに昔なら琵琶を芸としてやっていたかもしれないなぁ、と不思議と
納得してしまいました。

それを皮切りに母は色々と心霊体験をするようになったそうですが、
母と父が離婚して、母は家を出てしまったため、もうそんな話も
聞けなくなってしまいました。

ちなみに父方の実家には「軍人とおばさんがいる」そうです。
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