誘われて

今日はパフォーマンス祭!!





鳴海に誘われたため私は今、高等部第2講堂に来ている。
今年の劇は眠りの森の白雪姫らしい…



しかも白雪姫は流架くんみたい
なんか…ドンマイだよね…





『鳴海ー?』



鳴「あ!実奈ちゃん来てくれたんだ!」



『珍しく今年は任務が無かったからねー』



鳴「そう…」



『そんな顔しないでよ…』



鳴「…あれー?君達こんな所で何やってんの?」



『あ…』



心「えっとールカくんのじんちゅーみまいに来ましたー」





ルカくんは皆に見られたく無かったのか青い顔をしながら怒っていた…



どうせ鳴海にアリスを使われたかなんかされたんだろうな…





「「「るかぴょん可愛いねぇ…」」」



鳴「でしょー」





長々と鳴海が眠りの森の白雪姫について語っていたが私はなんとなく客席の方に向かおうとした



男の子が緞帳のテストをするみたいだったので緞帳のテストが終わったら客席に戻ろうと思った。





ガタッ



ガラガラガラガラ…





「下の人危ない!!」



「わぁーーーーーー」



『蜜柑達大丈夫!?』





緞帳が落下してライトも1つ落ちていた。



そしてひっつき玉で役者がひっついてしまっていた…
こりゃ…手伝わない訳にはいかないか





開演10分前…
伸ばせても30分が限界だ。



私は近くにいた衣装を縫っていた女の子に声をかけた





『ねぇ…衣装作るの手伝ってもいいかしら?』



「えっ…朝月先輩!!?」



『で?良いの?』



「…ぜひお願いします!!」





向こうの方で鳴海がごたごた言っている。
とりあえずやることを探そうと思ったら棗が来た



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