奴隷

はい、引き続きアリス祭ですっ
さっき外に棗が居たので棗の元に行きたいと思います!!


因みにRPGは大好評だったり!!




『なつ…』





ぐにっ




棗「胸どこだよ」





棗が蜜柑の服の中をのぞいた…
蜜柑は凄い顔で棗にタコスミ弾を向けていた。





「こーらチビ何サボってんだー…あれ?」



蜜「翼先輩!!」





蜜柑が翼に抱きついてなにか言っているがスルーして棗のそばに行く
少し(かなり)視線を感じながら近づいた





『何?遊びに来たの?』



棗「何でお前もいんだよ…」



『ん?暇だから?』



棗「ふーん」





ぐにッ





棗「…結構良い胸してんじゃん」



『なッ!!』





棗はいきなり実奈の胸を揉んだ。
しかも公衆の面前で…だ
流石の実奈も恥ずかしかったらしく顔を真っ赤に染めて翼の後ろに隠れた。



翼は自分の後ろに隠れた実奈を左腕で抱きしめた。
端からみたら翼はある意味ハーレムだ…





翼「まー折角ここまで来んだしどうせだからやってけば?うちのRPG」



棗「誰がハマるかよ、そんなしょーもねーゲーム」



『ならそんなしょーもねーゲーム簡単にクリアできて当然だよね?』





棗と実奈の間に火花が散った。





棗がスタートする前にこっちをみた。
何を思ったのか翼は私を抱き寄せ頬にキスをした…



何だか棗から黒いオーラが見えた気がしたが気のせいだと思っておく。

























暫くしたら棗が来た。
私の前は確か蜜柑だったハズ…




『蜜柑倒しちゃった?』



棗「良いから早く問題出せよ…」



『1分以内に私に触れること』





ぶわっ





鳴海の時と同じようにアリスを使う。
すると棗が火を風の中に入れてきた





『あぶな!!』





このままアリスを使ったらセットが炎上すると思った私はアリスを使うのをやめた



残り12秒…





棗「…」



『…』





棗と向き合う体制で見つめ会っていたら棗がゆっくり近づいて来て





棗「…ブラ丸見え」ボソ



『なっ!!』





ぽんッ





と頭に手をのせられた。
因みに私は座っている…



棗は残り1秒と言うギリギリのタイムでクリアしたのだった。















翼「ゴール賞品の授与なワケですが…ランプを選んで貰って、そのランプの持ち主の魔神が…」



「さっさと寄こせよ」





棗が心読みくんに頼みランプを選ぶ…
中には





《これは、佐倉蜜柑&朝月実奈のランプです》



私と蜜柑は何故か一緒のランプに紙をいれたのだった。



たしか…ランプが足りなかったからとかで…





棗「おい…お前、実奈のやつだけやるよ」



「「『は?』」」




棗は翼に私の方の紙を渡した。
え?私、棗の奴隷やんなくていいの?





翼「いいのか?」



棗「あいつ…最近任務無いみたいだからな」






それが彼なりの優しさ
不器用な…だけどとても暖かい優しさ。



『蜜柑ドンマイ!!』
「実奈先輩、明日一緒に模擬店周りまsy」
「実奈先輩だけズルイーー!!」





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