| 次の日俺はバイトを休んだ あれから一歩も外へは出ていなし、水すらろくに喉が通らなかった ふと玄関先に何か物音がした。玄関に行くとドア下から手紙が覗いていた 俺はそれを手に取り読み上げた [昨日は悪かった。怖がらせちゃったみたいだな…もうあんなことはしない] 俺はその文に驚いた意外にもそこには謝罪文。いや俺がいうのもなんだが…普通もっと怒って当然じゃないか？ もし俺が相手の立場ならせっかく落とし物拾ったのに逃げられ、挙げ句の果てには生ゴミをぶっかけられたら多分何が何でも仕返しすると思う 本当にあの変態さんは許してくれたのだろうか？ だが最初の文を思い出すと今だに震える…それに一番気になるのは [それと嬉しいことがあったから思わず写メを撮ってしまった。記念に君の携帯のカメラでも撮影したよ] 嬉しいこと…つまり俺の部屋を見つけたってことだよな…写メもあったし それに１日たっただけで普通許せることが出来るのだろうか？ やはり今日届いた手紙は信用すべきではないなと思った俺であった… そして今日も一日中何も食わずに俺は引きこもるのである |