ワンピース夢主草案
2021/05/03

ヒトヒトの実を食べたウミネコ夢主。
生まれはルフィと同じゴア王国フーシャ村。ルフィとは幼馴染。
性根は良く言えば慎重派、悪く言えばびびり。
だがそれを覆い隠す強気な姿勢(虚勢)を見せることが多く、そのうえ動物ゆえの純粋さからルフィの姿勢に感化されやすく、彼がやるぞと言ったらやるガッツはある。
嘘をついたり見破ったりすることもできず、敵味方問わず簡単に騙される。
ルフィとほぼ共に育ってきたため、礼儀作法や仲間思いな点は彼と同等程度ある。
ちなみに鳥型のときはルフィの頭上、麦わら帽にとまるのが定位置。

赤髪海賊団の滞在中に6歳だったルフィに拾われる。
村はずれの木に作られていた野鳥の巣にて卵から孵る。
(ウミネコは本来繁殖地の島にて集団で地面に営巣するが、東京湾の人工物の上にて繁殖したケースもある)
ところが他の雛たちにいじめられて巣から落とされ地面で衰弱していたところをルフィが発見。
マキノさんの酒場へ持ち込み手当される。シャンクスの麦わら帽に草葉を敷き詰めそこで養生していた。
怪我が治ったところでルフィが元いた巣へ返し村へ戻ろうとしたところで背後でまた落下音。
また他の雛たちに押し出され、さらに夢主自身もルフィの後を追いかけようとしていた。
再び怪我を負うも、それでもルフィを追おうとバタバタもがく姿を見て、ルフィは「いっしょにくるか?」と手を差し伸べる。
ルフィにとっても、"いたくない場所に放り込む"ようなことはしたくなかった。
その後はルフィのペットとして共に育つことになる。シャンクスの麦わら帽は何よりも安心する場所となった。

約1年後、ダダン一家に預けられたルフィについていく形でエースとサボにも出会う。
彼らが打ち解けたころ、サボに名前を尋ねられ、名付けるという発想のなかったルフィは「"とり"だ」と答える。
見かねたエースが「じゃあ……〇〇だ!」と名付けたところではじめて夢主名が呼ばれる。

サボの死後(便宜上)、17歳で海に出られるようにいっそうの努力をし始めたエースとルフィ。
そのころに偶然、山中の木に生えた悪魔の実をつついたことで夢主はヒトに姿を変えることができるようになる。
悪魔の実は「ヒトヒトの実(モデルfemale)」。 (チョッパーのは「ヒトヒトの実(モデルmale)」)
驚くエースとルフィの目の前でヒトの姿になり、まず口にした言葉は「あいあと(ありがとう)」。
拾ってくれたルフィにずっとお礼が言いたかった。ずっとヒトと暮らしてきたので、語彙はある程度あった。
やがてしっかりとしゃべれるようになる。
ヒトとしての出で立ちは、ウェーブがかったもふもふの髪が特徴的で、白髪に灰、黒とグラデーションのようにメッシュが入っていく。
目の色は黄色で、目の周りに赤いアイラインが引かれている。
初めてヒトの姿になったときは全裸で、豊かな髪が大事なところをなんとか隠していたが、それ以降はチョッパーのように鳥の姿のときから服を着るようになった。
鳥としての機能を保ちつつ、ヒトとしての尊厳()も守られる形……ということで、背中が大きく開いた服(イメージ的には童貞を殺すセーターでggってね)を普段着としている。
もちろんヒト型になったあとに着替えることも大いにある。

野生のウミネコの寿命は約12年〜長くて20年ちょいだが、ヒトヒトの実を食べた時点からはヒトの寿命で年を重ねていくことになる(ご都合)。
そうなると卵から孵って約1年ちょい、ヒトの寿命を計算しやすく100年で換算してみるとだいたい彼らと年齢の近い年ごろになるか。
知能も上がったため、フーシャ村やゴア王国へ飛び回り様々な知識を蓄えていき、人型の状態では他の人々と遜色ないくらい馴染めるようになった。

その上で自身の生活資金は自分で稼ぐべく、ニュース・クーとして海賊御用達ブルーベリータイムズ発行紙配布のバイトをはじめる。
ニュース・クーの装束は同じであり、カモメとウミネコもよく似ていることから、海軍へ入り込みカモメたちに混ざって世界経済新聞をくすねたり内部事情を見聞きしたりしていた。
これらも全て、海賊・海軍事情を把握しエースやルフィが安全な船出や航海をすることができるようにするためである。

そんな中、海軍本部で言及されていたのをたまたま耳にしたことで「六式」拳法に出会う。
いずれルフィに付いていくためにも戦闘技術は必要と考え、軍部で見聞きしたものを見真似で鍛錬を開始していく。
鳥類という観点から、骨は軽く、筋肉も必要最低限である必要があるため(でないと飛べなくなる)、決定打こそ欠けるものの、その身軽さから剃や紙絵などの移動技・いなし技が得意。
だがどの技術においても直接の指導者がいたわけではないため我流であり、ある程度使えるようになっただけで、17歳になったルフィと共に船出した時点でも〇式使いと呼べるほどの技術習得には至らなかった。
しかしながら人型・鳥型に加え、猫型(ウミネコ)(アメショ柄)への身体変化を習得しており、ニュース・クー時代の潜入経験や鳥型猫型といった紛れやすい姿へ変化できるため、クルーとしての役割は潜入・偵察といった方面の立ち位置。


【ゾロとの出会い】
当初は夢主自身も戦闘技術の必要性を感じ鍛錬をしていたが、六式の1つもまともにマスターできないこと、潜入・偵察が自分の主な役職だと思い込むことによって、戦闘力の未熟さに自身へ言い訳していたことをゾロに見抜かれ強く恥じた。
それまでは六式もどきを戦闘(攻撃)にあまり使用してこなかったが、数少ない乗組員なのだからと叱咤され指銃ならぬ嘴銃(読みは同じ)を編み出すきっかけとなった。
以降は夢主も戦闘へ参加するようになる。

【ナミとの出会い】
狩ろうとした巨大な鳥に連れ攫われたルフィを追いオレンジの町に到着するが、そこで出会ったナミにはルフィと一緒になって容易に騙されることになる。

【ウソップとの出会い】
元々のびびりな性格が共感を覚えウソップとは意気投合していく(仲間加入後)。
ジャンゴの催眠術によって強化された嘴銃でニャーバンブラザーズのシャムを撃破する。

【サンジとの出会い】
鳥型より人型の方がたくさん食べられるからという理由でバラティエには人型で乗船。当然のようにナミともども手厚い歓迎を受ける。
クリーク海賊団との戦闘ではサンジとギンが戦闘を始めたため鉄壁のパールの相手をすることになり、剛と柔の防御タイプ同士の対決となった。
パールが放つ炎からの上昇気流と紙絵は相性が良く、最後はルフィとの誓いを立てたゾロに感化された、催眠で強化されずともそれと同等の威力を発揮させた嘴銃で撃破する。

【ナミの再加入、賞金首に】
ナミの過去については、興味ないと立ち去るルフィに代わり夢主が話を聞くことになる。
アーロン一味では海牛モームを相手取るが、戦っているうちに互いへの憎しみや戦意がないことが分かり、ほっこりと和解してアーロンパークから逃がした。

【ビビとの出会い】
ウイスキーピークでは騒ぎが収まるまで寝てた組。
そのためバロックワークスからの認知はされず、のちのアラバスタ編にて本来の潜入・偵察が活きることになる。

【チョッパーとの出会い】
病に侵されたナミが心配でドラム山登山同行者に立候補。
ドルトンからの説明「ウサギ」にうっかり騙されあの巨体の群れと戦うことになるが、ナミを救いたいガッツとサンジとの連携で撃退。
夢主も重傷を追い、ルフィたちが山頂間近になったところで先行しDr.くれはとチョッパーを呼び力尽きる。
同じくヒトヒトの実を食べた動物、そして迫害から助けてくれた恩人に報いようとするチョッパーの過去を聞いた夢主は彼に強く共感し、
ヒトのなかにもルフィのように底なしに良いやつもいる、そんなヒトという種族を再び信じてくれてありがとうと涙した。

チョッパー加入後は彼のランブルボールを分けてもらえるようになり、鳥人型(鳥と人の混合)、獅子型(猫型の戦闘強化版)、鷲獅子型(鳥と猫の混合、いわゆるグリフォン)を習得し6形態へ変化できるようになった。

【“七武海”クロコダイルとの激戦、ビビとの別れ】
アラバスタ手前の海沿いの町にて、エースとの再会をルフィと同じくらい喜んだ。
麦わら一味がユバを出発するころ、先行して状況判断・安全な進入路を確保するため単身アラバスタへ。
カジノ「レインディナーズ」にて偵察していたところハナハナの能力によってミス・オールサンデーに捕まるも、
尋問……というより会話誘導によって目的を把握されたが、彼女自身の目的の妨害にはならなかったためそのまま逃がされる。
一味vsオフィサーエージェント戦ではMr.0によって指示されたミス・オールサンデーが相手。
かわいいもの好きなミス・オールサンデーにとってはあまり戦いたくない相手であったため、軽くあしらわれる程度であったが、
ランブルボールを用いることで可能になった高火力攻撃「嵐翼(嵐脚の翼版)(鷲獅子形態の技)」や「爪銃(獅子型版の指銃)」にて意表を突くなどしたが、
ルフィvsクロコダイルの戦闘状況を鑑みたタイミングでクラッチを決められ戦闘不能になった。

【ニコ・ロビンとの出会い】
ロビンの加入に二つ返事で承諾したルフィに従い彼女を迎え入れる。
カジノでの捕縛からの解放、そして戦闘を交えることによって見えた彼女自身の優しさをすでに信用し始めていた夢主が彼女に懐くのは誰よりも早かった。
その優しさの一部に諦念からくるものを、言語化できるでもなく明確な自覚としてでもなく、ものすごく漠然と感じていた。

ウォーターセブン編では正式な六式使いと対面したことによって戦力差に絶望するも、
本物の動きを実際に目にしたこと、独自に編み出してきた我流六式は必ずプラスにできると仲間に叱咤され、以降では無理に六式を倣うような体術を見直すことになる。
結果「六式とはこう動くべき体術である」という固定概念から外れ、獣としての本能やヒトの知能、今までの我流六式を組み合わせた「獣式」を考案した。

マリンフォード頂上戦争編では、エース最期の言葉「愛してくれて……ありがとう」に対し「名前をくれて、……ありがとう」と号泣して彼を送り出した。








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