人形は夢を見ない


偽フランシーヌ人形成代(これ)と、そのIF(これ)の裏設定etc。

現実(近代)から、からくりサーカスに転生(???)トリップ。知識は当然ない。

成代主のスペック
・真似の才能がグンパツ。自分のアイデアで何かを作る才能はからっきし。
・元々人と関わることに向いてない。他人のふりだけをし続けた人生を幕引きしたと思ったら本物の人形に生まれ変わるという人生を送ったので当然の如く浮世離れしてる上に、それが不思議な魅力となって生物を惹きつける。IFで本人なりに人や世界と触れ合った結果一人の少年が毒牙にかかった。
・人形作成と自己改良を資料を見て最初の一年で達成できるだけあって機械の才能はあるが、本人的には人形が人形を作るのが上手というのはなんの皮肉だろうと思ってる。
・人の心というものを学んだフランシーヌ系女子の中で一番のクールタイプ。


正史は団長にならないルート。

令嬢の言葉を受けた成代主がえ〜〜〜い気に食わんからやりとうないわい〜〜〜!しただけで真夜中のサーカスが解体される。

しろがね勢は何の脈絡もなく目標がなくなって困惑するし、しろがね勢が団結する理由が消えて結束が乱れていくのに白金は生存しているので今後確実に事件が起こる。

ゾナハ病完治の為の治療薬はなんやかんやエレオノールが継承すると思われるので騒動が起こりつつも人類は生き延びるのでは。

しかし強力な助っ人最古の四人がいないので難易度高い。

成代主が自由に生きた結果原作よりも損害ががが…………是非もなし。


いっちゃん可能性高い団長にならないルートから逸れると原作通りルートか生き残りルートになる。

原作通りならサハラで死ぬ。

義務は果たしたので、これはこれで満足してる。

あれほど魂を燃やしたのに待ち構えていたのは偽物という結末でとても人間側に同情的。特に鳴海。

人形に死後の行き先があるとすれば下の方へ行くのではなかろうか。でも下だからといって、なんの救いもないわけではないはず。下にやってくる人たちを出迎えたり。


生き残りルートだとフラッシュ・ジミーに最古の四人と一緒に記憶装置を回収されて復元。

自動人形として最低限の強さはあるが特殊技能は何もないただの低級人形と変わらない。

新・真夜中のサーカスではアルメンドラの隣にいるか誰もいない場所をうろついてぼんやりしている。

人類に対して害のある行動をしなければ益のある行動もしなかったが、勝VS自動人形のとある一戦に同行し、勝がエレオノールの為に直向きに戦い続ける姿を見て感銘を受け、こっそりと内側から崩す事が出来ないか画策を始めるようになる。

最古の四人にドットーレだけいないのを見て、グリポンサイズのドットーレっぽい自動人形を作ったり。一番最初にアンジェリーナ人形の命から離れようとして絶望の中で朽ちていったドットーレに思う所がある。記憶装置は無いから別人だけど、本人じゃないけど、可愛がる。

最終的に、重傷の阿紫花を彼から教わった人形繰りで救出、自動人形を撃破。

アルメンドラの血を急いで輸血させて阿紫花生存。

「……天女?」
「まだ意識が朦朧としているようですね、お眠りなさい」
「やだね」
「病人は大人しく、」
「せっかく、死ぬ前に、こんな……都合の、良い、夢が見れたんだ……もっと、そのキレーな顔、見せてくれよ……ナマエ」
「……馬鹿ですね、エイリョウ。これは夢ではありませんよ」

死ぬ前の走馬灯か願望か何かで成代主が見えたと思った阿紫花、初恋の人がまさか自分を助けに来てくれて命も救ってくれたので吃驚。

サハラにいたフランシーヌ人形だと警戒されるが、自動人形を倒しているし最古の四人各々の最期の行動から手を取り合える事もあると理解されていたので、阿紫花の援護もあって色々と含む所はあれど処分!復讐!にはならなかった。

原作終了後は阿紫花と一緒に仲町サーカスで働いてる。二百億あるからと阿紫花が成代主を養っていたが、ヒモは嫌だと自立。阿紫花も大金を手にしてぐうたら生活に逆戻りしかけたが、愛した女が働こうとしているのに自分が自堕落しているわけには、つか世間慣れしてないこの人をこのまま外に出せるか危なっかしい、てか第一に格好悪いとこ見せたくねえ、と蜂起。

ということで一先ず信頼のおける仲町サーカスに雇われ人と触れ合っていたが、居心地が良いし働かせてくれてる恩もあるしで、定住。ドットーレ人形がよく平馬と喧嘩するようになり、涼子に呆られる。たまに涼子も参戦。

鳴海への引け目とエレオノールが令嬢を彷彿とさせる良い子である事から彼らの援助は惜しまないし、とても気にかけてる。

命題がなくなり九十年の罪から自由に動かなくなった何も無い人形の自分から、少しでもマシな明日にしようと前に歩くことの出来る人形の自分に生まれ変わる切っ掛けをくれた子であると、勝にも好意的。

阿紫花と実質結婚しているような感じ。彼が死ぬ時が自分の死ぬ時。ドットーレ人形は涼子と平馬の元へ行った。


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -